荒木美友、自己ベスト65で首位発進！

荒木 美友＜Photo：Yoshimasa Nakano/Getty Images＞

　JLPGAステップ・アップ・ツアー2024シーズン第3戦『大王海運レディスオープン』（賞金総額2,000万円、優勝賞金360万円）が4月25日、愛媛県松山市、エリエールゴルフクラブ松山（6,540ヤード/パー72）で開幕。65をマークした荒木 美友が7アンダーで単独首位スタート。1打差の6アンダー、2位にルーキーの稲垣那奈子。5アンダー3位タイに全米女子オープンの予選会を突破し、出場権を獲得したサイペイインら4人が続く。
（天候：晴れ　気温：19.7℃　風速：3.4m/s）

荒木 美友（1位：-7）
　「きょうは、ショットが全体的に安定していました。スタート10番ホールでのバーディーパットをイメージ通りに打てたのが、一日の好スコアに繋がったかなと。これまでの今季2戦は、大事にしすぎた部分もあって上手くいかなかった。 “自信持って気楽に”とコーチに声をかけてもらったのを体現できたかな。今は、試合に出れる嬉しさが大きいですし、自分がどこまで通用するのか楽しみ。あすは緊張もあると思います。自分の考えと身体をコントロールできるようにプレーしたい」

稲垣 那奈子＜Photo：Yoshimasa Nakano/Getty Images＞

稲垣 那奈子（2位：-6）
　「前半はドライバーの感覚が悪いながらも、途中から4連続バーディーもあっていいゴルフができました。先週、JLPGAツアーに出場できたことで得たものもあるし、課題も残りました。最終日になると崩してしまう傾向があるので、課題の終盤をクリアできるように。あすは、耐えながら次に繋がるゴルフを」

上原 美希＜Photo：Yoshimasa Nakano/Getty Images＞

上原 美希（3位タイ：-5）
　「きょうは、パッティングがよかった。10メートルをはじめ、長い距離が入ってくれました。先週、アライメントを調整したのが要因ですね。このコースは、イメージが悪いホールが少ないので、終始ストレスフリーで回ることができた。あす以降も好スコアが続出すると思うので、パッティングを武器にチャンスを活かしていけたら」

平岡 瑠依＜Photo：Yoshimasa Nakano/Getty Images＞

平岡 瑠依（3位タイ：-5）
　「ボギー先行のスタートでしたが、5番ホールで2オンしてイーグル。これが、起爆剤になってくれて、その後はいいリズムで回ることができました。ここまでの2試合は最終日にスコアを落としてしまっているので、段々と尻上がりに伸びていくようなゴルフを目指していきたいですね。ドライバーが散っていたので、修正してあすに臨みたい」

サイ ペイイン＜Photo：Yoshimasa Nakano/Getty Images＞

サイ ペイイン（3位タイ：-5）
　「ノーボギーの要因はセカンドショットの距離感。何度もピンの横についてくれました。今大会前は、全米女子オープンの国内予選会で36ホールを経験。突破できた嬉しさもある反面、次の日の練習ラウンドでは、途中でクラブが上がりませんでしたね。久しぶりのステップなので、セルフプレーで頭を使うのに慣れていかないと。体力を温存しながら、エコなゴルフを心掛けたい」