2025.6.8
西郷真央と古江彩佳が1差2位へ浮上し最終日へ
2019.3.16
<Photo:Matt Roberts/Getty Images>
ヨコハマタイヤゴルフトーナメント PRGRレディスカップ 土佐カントリークラブ(高知県)第2日
まさに、この状況がLPGA会長・小林浩美がよく口にする『百花繚乱』ではないか。大混戦。勝負の予想がつかない。3位タイから逆転を狙う、鈴木愛にとって故郷・四国での優勝は目標のひとつだ。
「トップから2打差で最終日を迎えることが、チャンスだと思う。ショット、パッティングの調子も悪くない。とにかく頑張ります」と明るい。その意味で、この日は16番がポイントになった。3メートルのバーディーパットが決まる。前日まで気がかりだった1Wも復調気配だ。「フェアウェイを外したホールもあったけど、ダメだなぁと感じたのは1度だけ。かなり手応えがあります」。
さらに、日本一のパッティングについて、「とてもいいストロークができている。だけど、きょうはすごく風が強い。ショットだけではなく、パッティングでも風の計算が必要でした。何度か、スライスラインでもまっすぐに転がったところがあります。特にインコースがそうでした。あすは、グリーン上でもしっかりと風を読まないといけませんね」と気を引き締めている。
体調も良好だ。「朝50分、夕方1時間のストレッチを毎日、行っているので、体の動きがとてもいいです。去年は前半、とても成績が良かったけど、何となくうまくいったことが多かった。ツキがある。流れがいいと感じただけで、私の実力だとは思えなかったです。それだけに、まだ2戦目でも良くても悪くても、今年は実力でプレーしている。そう思える分、最終日が楽しみになりました。このコースは、大好き。去年の今大会の内容と比較しても、今の方がいいですよ」。細工は流々仕上げを御覧じろ−とでもいいたそうな表情を浮かべている。