『みやざきゴルフマンス』 いよいよフィナーレへ

〈写真：NTV〉

LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ 宮崎カントリークラブ（宮崎県） 3日目

　宮崎がゴルフ一色に染まった1ヶ月が、いよいよ最終盤を迎えている。先週の男子ツアー『ダンロップフェニックストーナメント』、そして今週の『LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ』が開催される11月を、宮崎では「みやざきゴルフマンス」と銘打ち、総力をあげて、様々な取り組みで盛り上げている。

　もちろん今大会でも、いかんなくオール宮崎の総合力が発揮されている。クラブハウスレストランでは「JA宮崎中央」が、大会期間中、出場選手に宮崎県産の野菜、果物を使ったサラダ、フルーツバーを提供。新鮮な野菜、果物で栄養補給が図れると選手からは大好評だ。この日は、「JA宮崎中央」仁田脇専務理事より、LPGA会長・小林浩美に、農林水産大臣賞を受賞した胡蝶蘭の贈呈式も行われた。

　優勝者へ贈られる副賞も、まさに宮崎県ならでは。宮崎県からは「宮崎県知事賞」として宮崎県の果物1年分が。そして宮崎市からは「宮崎市長賞」として、ディフェンディングチャンピオンのテレサ・ルーが、「副賞でいただいた宮崎牛は最高においしかった！もう一度食べたい」と舌なめずりする、宮崎牛10kgが贈呈される。

　明日、単独首位で最終日を迎えるのは「リコーカップは特別」という宮崎出身の大山志保。「私が頑張って優勝争いをすれば、もっとたくさんのギャラリーがリコーカップに来てくれると思う」と、大会前に語っていた通りの展開となった日曜日。宮崎が熱く燃えた「みやざきゴルフマンス」のフィナーレは、一体どんな展開が待っているのだろう。