2015.12.25
2015年 第48回 内閣総理大臣杯 日本プロスポーツ大賞受賞式典
公益財団法人 日本プロスポーツ協会が主催する『第48回 内閣総理大臣杯 日本プロスポーツ大賞受賞式典』が、12月25日(金)に都内で行われ、栗西鈴香が功労賞、堀琴音が新人賞を受賞しました。
栗西鈴香は、世界を舞台に活躍できる人材を育成するため、LPGAから2006年に福島県立富岡高校ゴルフ部の専任コーチとして派遣され、生徒たちの指導・育成に尽力。2011年3月の東日本大震災発生後も、避難先で懸命な指導を続け、2名の女子プロゴルファーを誕生させ、ゴルフ競技の振興に多大なる貢献をしたことが評価されて、功労賞受賞となりました。栗西は、先日開催された『LPGAアワード2015』でもティーチャー・オブ・ザ・イヤーを受賞しています。
昨年のプロテストに合格した堀琴音は、今年ツアー本格参戦をして、『伊藤園レディスゴルフトーナメント』で3位に入るなどの活躍により、賞金ランキング33位でシーズンを終え、初の賞金シードを獲得。今後の更なる活躍が期待され、新人賞受賞となりました。堀も、『LPGAアワード2015』で新人賞を受賞しています。
『日本プロスポーツ大賞』は、プロスポーツ界の健全な発展ならびに振興に寄与することを目的として、1968年(昭和43年)の第1回日本プロスポーツ大賞より毎年開催されています。大賞受賞者には、国家的表彰として内閣総理大臣杯と賞状が授与されます。その年のプロスポーツ界で最も活躍・貢献した選手を表彰するイベントとして定着しており、過去に女子プロゴルフ界では、1987年に米女子ツアー賞金女王に輝いた岡本綾子が大賞を受賞、2004年に宮里藍、2007年に上田桃子がそれぞれ最高新人賞を受賞しています。
栗西鈴香のコメント
「歴史ある賞をいただき、大変身に余る光栄で恐縮しています。この賞を受賞させていただいたのも、生徒たちが『ゴルフが出来るのが嬉しい』と戻ってきてくれたおかげだと思っています。富岡高校はあと1年で休校になってしまいますが、こんな素晴らしい賞をいただいたので、来年も生徒と一緒に一生懸命頑張っていきたいです」。
堀琴音のコメント
「一生に一度しかいただけない賞なのですごい嬉しいですね。今年はツアーに初参戦して、学ぶことが多かった一年でした。オフにショートゲームの引き出しを多くして、来年の開幕に臨みたいです。来年の目標は初優勝です」。
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