2016.3.3
松森彩夏が首位発進! 4年目の進化はハイスピード
<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>
2016年、LPGAツアーの開幕戦『ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント』(賞金総額1億2,000万円、優勝賞金2,160万円)の第1日が、沖縄県南城市の琉球ゴルフ倶楽部(6,649ヤード/パー72)で行われた。6アンダーで、首位に立ったのは松森彩夏。3打差の3アンダー・2位に笠りつ子、2アンダー・3位タイは永峰咲希、大会初の連覇を狙うテレサ・ルー、河野美桜がつけている。15年の賞金女王、イボミはイーブンパーの16位タイ発進。(天候:晴れ 気温:20.1℃ 風速:6m/s)
ロケットスタートで、まずはビッグボーナスをゲット。第1日限定で、100万円のベストスコア賞。ゲットしたのは、松森彩夏だった。「全く知らなかった。本当にラッキーです」と、サプライズが…。「前半は、すべてのホールでパーオン。後半は、パーオンできたのは3ホールだったけど、アプローチが良かったと思います。オフの課題が、そのアプローチ強化。しっかり練習した成果が出た。基本を繰り返し行い、スイングのリズムが崩れず、音が感じられるようになった」と言葉を弾ませた。加えて、重点的に取り組んできたのは、筋力強化。「大胆に変わったのは、やっぱり体重を5キロ増やしたことだと思います。1日5食をしっかり摂って、たくさんトレーニングをして、筋肉量を増やした」とも明かす。
以前から、理想体重は55キロと設定していたという。ところが、「去年の開幕戦では53キロあっても、シーズン終盤で50キロに…。結局、ショットが安定せず、成績が悪くなりました」との反省から。「オフの間に、今までのジーンズがきつくなってしまった。Sサイズが、Mサイズに。そんな感じですね」と笑っていた。今季の目標はもちろんツアー初優勝。昨年は2位タイが2回もあっただけに、なおさらだろう。「2位の2試合は、もったいないミスが多かった。明らかに減らせるものだから、そこをなくせば優勝ができる。去年の開幕戦も結果は予選落ち。3パットと、アプローチミスが原因です。コースは好きでも技術が伴っていなかった。それを考えると、(今日のスコアは)少しは成長している証明になったと思います」。プロ4年目の進化は無限に広がってきた。
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