2016.3.26
またまたチャンスが到来 ハヌルが挑む3度目の挑戦
<Photo:Atsushi Tomura/Getty images>
2016年LPGAツアーの第4戦『アクサレディスゴルフトーナメント in MIYAZAKI』(賞金総額8,000万円、優勝賞金1,440万円)は26日、宮崎県宮崎市・UMKカントリークラブ(6,482ヤード/パー72)で第2日が行われ、通算6アンダーでキムハヌルが単独首位に立った。3試合連続・第1日からトップで最終日を迎えるのは、1988年のツアー制度施行以降、初めて。1打差の通算5アンダーで、吉田弓美子、申ジエが追う。 (天候:晴れ 気温:13.2℃ 風速:4.4m/s)
もう、この言葉しかない。「頑張ります」。キムハヌルは、日本語ではっきりと言い切った。3試合連続で最終日、最終組でプレーする。前2試合は完全Vへチャレンジしたが、肝心なところでミスが…。「とにかく、ミスをしないことです。日本のコースは、バーディーを獲ることよりも、ボギーを少なく収めることが好結果を招く。最終日は細心の注意を払ってプレーする」と自戒の念を込めた。とはいうものの、キムはVを2試合連続で逸していることをそれほど気にかけてはいない様子。そこは、思考法ひとつだ。「優勝争いができるのは、バーディーチャンスがたくさんあって、調子がいいからでしょう。確かに、負けたことは悔しいけど、私は、プラスにとらえている。とにかく、最終日もいいプレーをギャラリーに見てほしい」。
元々、熱視線を浴びることが大好きだ。ギャラリーは多ければ多いほど、「うれしい」とも話した。今オフ、風に負けない強いボールを打つことをテーマに、中国・広州で約1カ月のキャンプを行ったのも、そのためだろう。「とてもショットの調子がいいです。ひとつ残念なことは、ギャラリーの皆さんにミニスカートでプレーする姿を見せられないこと。最終日も、寒そうなので、パンツにします」。今回ばかりは、自身のポリシーを貫くことをやめた。それほど、優勝を意識している証だ。
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