2016.5.13
“もう優勝しか欲しくない!” 小橋絵利子が首位タイ発進!
2016年LPGAステップ・アップ・ツアー第3戦『ツインフィールズレディーストーナメント』(賞金総額2,000万円、優勝賞金360万円)の1日目が、石川県小松市のゴルフクラブツインフィールズ(6,526ヤード/パー72)で開催された。朝から蝉の鳴き声も聞こえ、夏日となった大会初日。硬いグリーンに悩まされる選手が多い中、3アンダーで首位タイに立ったのは、『パナソニックオープンレディース』でも優勝争いを演じた小橋絵利子。現地ウェイティングからの繰上げで出場権を得た横山三和子も3アンダーで首位タイに並んでいる。1打差の3位タイには井芹美保子、山口春歌の2名が続いている。(天候:晴れ 気温:23.2℃ 風速:3.1m/s)
「後半は全部パーオンした」と、硬くアンジュレーションがある難グリーンを攻略した小橋絵利子。「パナソニックの時もそうでしたけど、今日もグリーンが硬かった。以前は硬いグリーンは得意じゃなかったけど、3月に所属のELECOM(エレコム)の合宿で合歓の郷に行ったんですけど、そこでしっかり5日間練習したのが良かった」と合宿の成果を発揮。「あそこも硬くて難しいグリーンで、“いかに硬いグリーンで止められるか”を課題に、アイアンでスピン量を多くする打ち方を練習しました。合宿のおかげで、今日も落とし場所や弾道のイメージが出来た」と、4番で4m、12番で1m弱、17番では17mを沈め、69でフィニッシュ。この日ノーボギーで単独首位に立った。
昨年、石川県で行われた『ANA PRINCESS CUP』では、プレーオフまでもつれる善戦。富山県で開催された『日医工女子オープン』でも6位タイフィニッシュと北陸シリーズに強さを発揮する小橋。「北陸と相性がいいのかな(笑)。でも、きれいなコースが多いので、ゴルフしていても気持ちいいし、楽しみながら余裕を持ってプレー出来ていますね」と笑顔を見せた。
昨年からステップ・アップ・ツアーでは、首位タイ2度、プレーオフも2度、と優勝争いに何度も顔を出している小橋。「あと1歩、2歩ですね。いつも言っているけど平常心で、粘りのゴルフをしたい。勝負は最終日。もう優勝しか欲しくないです!」と今度こそ優勝を手中に収めたい。
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