鈴木愛、結論は笑顔の倍返し！

＜Photo：Masterpress/Getty Images＞

中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン　中京ゴルフ倶楽部 石野コース（愛知県）2日目

　痛い目にあえば、悪いイメージが残る。しかし、首位で最終日を迎える鈴木愛は、昨年の今大会、過少申告で失格の憂き目をみながら、「ますます、このコースが好きになった」という。「ティーグラウンドに立っただけで、いいイメージが広がる。どうしてかはわからないけど、きっとアップダウンがあることがいいのかも…。去年は自分のミスだったし、2度と繰り返さなければいい」と話した。では、どうして、アップダウンがあるコースが好きなのだろう。「私の出身地、四国のゴルフ場はフラットなコースが少ない。ジュニア時代を過ごして慣れてしまったから」と分析する。

　一方、ツアー初優勝を飾った後も、何度となくV争いを演じながら2勝目が遠い。厄払いなど、さまざまな手を尽くしたが、いっこうに効果が現れないとも。「去年と同じキャディーさん、同じパターでリベンジします。自分でいうのもおかしいけど、今回はとても落ち着いてプレーができている。こんなことは、今までになかった。最終日は、きっと緊張するでしょう。そんな時こそ、笑いましょう」。笑顔は幸福を呼び込む最大のアイテムだ。