コースレコードを更新したチュティチャイが首位発進！

＜Photo：Atsushi Tomura/Getty Images＞

　2016年LPGAツアーの第13戦『ヨネックスレディスゴルフトーナメント』(賞金総額7,000万円、優勝賞金1,260万円)は3日、新潟県長岡市のヨネックスカントリークラブ(6,423ヤード/パー72)で開幕した。

　トーナメントコースレコードを更新し、通算9アンダーで首位につけたのはP．チュティチャイ。4アンダーの2位には穴井詩、さらに3アンダーの3位タイには三ヶ島かな、武尾咲希、藤田さいき、馬場ゆかりがつけている。　(天候:晴れ　気温:22.1℃　風速:1.2m/s　風向:北西)

　最終18番ホールをイーグルで締めた。タイ出身のP．チュティチャイが1イーグル、7バーディ、ノーボギーの63をマーク。完璧な内容のゴルフでトーナメントコースレコードを更新した。これまでの記録は西田智慧子と不動裕理の２人がマークしていた8アンダー。最終ホールで2オンに成功したものの、イーグルパットは約10メートルを残していた。バーディフィニッシュでレコードタイかと思われたが、完全に波に乗っていたチュティチャイは自信満々にカップにねじ込んでガッツポーズ。
「先週から調子が良かったので、気持ちの面では良い形で今週の試合にのぞむことができています。今週も同じようにできれば良い結果が出ると思っていました」。

　コースレコードはホールアウト後に知らされて驚いたとのこと。9アンダーは自身のベストスコア更新にもなった。

　日本の気候やコースの違いに対応するのに時間がかかったと振り返る。亡き父との約束であり夢でもある日本ツアーでの優勝に向けて、まずは明日の２日目に挑む。