2016.6.24
夏女は今年も… 東浩子の聞く力と分析力
<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>
アース・モンダミンカップ カメリアヒルズカントリークラブ(千葉県)2日目
まるで別人。東浩子が2日間、ノーボギーのラウンドで首位グループに浮上した。「スコアが良かったのは、もちろんうれしい。特に2日間、ノーボギーでプレーできたことは成長したのかなぁ、と思います」。今季は開幕から不調が続き、ここまで14戦、予選通過がわずかに3試合だけだ。2012年の最終プロテスト、トップ合格を果たしただけに、信じられないようなスランプ状態。ただ、「職業がプロゴルファーで、趣味もゴルフ」という東は、きっかけをつかもうと周囲にアドバイスを求めた。「いろいろな情報を取り込んで、それに自分なりの工夫を加える。たくさんの方が心配してくださった。本当にありがたいです。だから、成績が伴わなくても、くさらずに続けてこられたと思う」。
聞く力もまた、プロゴルファーには重要なアイテムだ。不振から抜け出したきっかけは、サントリーレディスオープンゴルフトーナメントから取り組んだ、アプローチの際、オープンスタンスで左へ振り抜く。「細かく言うと、クラブフェースの下から2本目の溝でボールを打つ。それを実行するようになったら劇的に良くなった」と明かす。一方で、夏場はアマチュア時代、「大事な試合がたくさんあった」とも。おかげでこれからが得意の季節を迎える。「去年、LPGAのホームページで、夏女という記事が載ってから、皆さんからそう言われます。私も、今年の春は不調だったけど、『夏になればきっと良くなる』と言い聞かせてきた。その通りになるよう、もっと頑張ります」と、より気を引き締めていた。
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