完璧なゴルフ！原江里菜が単独首位へ

＜Photo：Masterpress/Getty Images＞

　2016年LPGAツアー第18戦『サマンサタバサ ガールズコレクション・レディーストーナメント』(賞金総額6,000万円、優勝賞金1,080万円)の大会２日目が7月15日（金）、茨城県阿見町のイーグルポイントゴルフクラブ(6,582ヤード/パー72)で行われた。全米女子オープン帰りの原江里菜が６バーディー、ノーボギーの66でラウンド。通算８アンダーとし単独首位に立った。（天候：曇り時々晴れ　気温：25.9℃　風速：2.7m/s）

　ラウンド後に開口一番出た「完璧なラウンドでした」という言葉には充実感が溢れていた。しかし、ゴルフ自体の調子が完璧というわけではない。５メートル以上のパーパットを何度か沈める場面もあり、トータル的にはパッティングに助けられた１日だった。今週は今までよりも少しパッティング時のグリップを長めに持つようにして、転がりが良くなった。それが今日の好スコアにつながった。

　夏は自分の季節だと原。「学生時代から春の試合では3位にも入れないことが多いのに、夏の試合ではトップ３を外したことがないんです」。

　去年もこの試合くらいから調子が上がり始めた。サマンサタバサ契約の原にとっては大事な試合の一つ。昨日、今日で１つしか打っていないボギーが出はじめた時にいかに我慢できるかだと思うと話す。良い位置で迎える大会最終日。明日も無欲で優勝を目指す。