2016.7.31
攻め続けた岡山絵里は、同期生に完敗
<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>
大東建託・いい部屋ネットレディス 鳴沢ゴルフ倶楽部(山梨県) 最終日
優勝宣言して臨んだ岡山絵里。最終日最終組での同期生対決は、ささきしょうこにツアー初Vをさらわれた。3打差をつけられ、完敗の内容だったが、「楽しかった。最後まで」。そう1日を総括している。ところが-。強気を装い、笑っているつもりでも、涙が込み上げてくる。言葉につまりながらも、勝負のリズムを崩したキーホール、2番について、「1メートルのパーパットを外してしまった。この先、優勝争いして勝つためには、ああいうミスをしてはいけない」と話した。一方で、最大の持ち味、攻撃的なスタイルは最後まで貫き通している。これが岡山の意地だった。
「18番まで、ドライバーを振り切った。そこはクリアできたと感じます」。この日も1Wの平均飛距離は260ヤードを超えていたという。ただ、ささきとの差を、「(ささきは)落ち着いてパッティングを決めていた。スタート前から、私たちの最終組がスコアを落としていくことだけは、避けたかったです。彼女がスコアを伸ばして優勝したのでホッとした」とも語っている。シーズン真っ盛りの今、がっかりしているヒマなどはない。「meiji カップでは初めて、父がキャディーをしますから」。父娘でタッグを組み、初優勝を狙う。
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