2025.6.27
今大会2人目のエースは仁井優花、600万円獲得
2016.10.15
<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>
富士通レディース 東急セブンハンドレッドクラブ 西コース(千葉県)2日目
この試合がレギュラーツアーのデビュー戦となる照山亜寿美が、2日間通算1アンダーでラウンド。22位タイで堂々の決勝ラウンド進出を決めた。照山は9月に行われたステップ・アップ・ツアーの『フンドーキンレディース』でプロ初優勝を飾り、レギュラーツアー4試合への出場権を得た。今週はその1試合目となる。
「初日の朝は本当に緊張しました。今日はバーディーが先行してくれて、途中までは良い感じだったんですが、最後の17番、18番のボギーは悔しいです。今はそのボギーが頭に強く残っています」。今年のプロテストに合格したルーキーの目標は地元開催のトーナメントで優勝すること。茨城県出身で、地元のコースで腕を磨いてきただけに、応援してくれている人達に恩返しをしたいという気持ちがある。
また、高校卒業後にアメリカに渡米し、アニカアカデミーでレッスンを受けた経緯を持つ。「とにかくアプローチが良くなりました。自分がやってきた打ち方と全く違う考え方で、レクチャーを受けた日は手首が痛くてコップが持てないくらいだったんです。でも、そのアプローチのレベルアップがなかったら、きっとプロテストも合格していなかったと思います」。
ステップ・アップ・ツアーとレギュラーツアーとの差について聞くと「意外と自分ひとりのペースでできると感じました」と度胸の良さも持ち合わせている。攻めの気持ちを忘れずに明日の最終日はプレーしたいと、初めてのレギュラーツアーを楽しんでいる様子だった。