2025.6.7
宮田成華がツアー初優勝に王手
2017.5.20
<Photo:Chung Sung-Jun/Getty Images>
中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン 中京ゴルフ倶楽部 石野コース(愛知県)2日目
今シーズンはここまで10試合に出場して5試合で予選落ちと、思うようなゴルフができないでいる福田真未。直近の2試合も予選落ちで、どこかで復調のきっかけを掴みたいと思っていたが、今日がその日になるかもしれない。
「66は今年のベストスコアです。アイアンが安定していました。ドライバーはまだ探り探りですが、今日は全体的に良かったと思います」。
昨シーズンの中盤以降、ボールを曲げたくないと言う気持ちが強くなり、徐々にスイングから感性が失われていた。ただ、福田自身もその時はそこが不調への入り口だとは気づかずに、オフには曲げないためのスイング作りに徹した。正確に言えば、徹してしまった。
「オフにトップの形などを意識して、自分が理想とするスイングをするための形ばかりを求めて練習しました。練習の時は良かったんですが、それがいざ試合になると全く機能しなかったんです」。
プレッシャーのかかる場面でできなければ、それは使えないスイングということ意味する。そこで福田は思い切って形を一度忘れることにした。
「今は形じゃなくフィーリングを重視して練習するようにしています。そうしたら体を使ったスイングができるようになってきたんです。振り感をもっと大切にしようと考えています」。
明日は首位とは4打差の6アンダー11位タイからスタート。失った自信を取り戻すために、一つでも上の順位を目指す。