1. ホーム
  2. ニュース&トピックス
  3. ストイックに自分を追求する19歳 西畑萌香が単独首位をキープ

2017.8.24

ストイックに自分を追求する19歳 西畑萌香が単独首位をキープ

 2017年LPGAステップ・アップ・ツアー第15戦『山陰合同銀行 Duoカードレディース』(賞金総額2,000万円、優勝賞金360万円)の大会2日目が、鳥取県西伯郡の大山平原ゴルフクラブ(6,461ヤード/パー72)で行われた。単独首位でスタートした西畑萌香が、この日もスコアを1つ伸ばし、通算6アンダーで単独首位をキープした。通算4アンダーの2位タイに柴綾夏、沖せいら、土肥功留美。さらに1打差で、木村彩子、勝みなみ、保坂真由が続いている。(天候:晴れ 気温:35.4℃ 風速:4.3m/s)

 「アイアンショットがかなり乱れていて、今日はパーを取るのがやっとのゴルフでした」と昨日とは違い、苦しいラウンドを強いられた西畑萌香。その言葉通り5番まではパーを重ね、迎えた6番パー5。「ここで流れがいい雰囲気に変わった」と3打目をラフからピン手前3mに付け、バーディーを先行させた。続く7番は5番アイアンで1mにピタリ。「アゲインストで難しいピン位置だったけど、フェードでうまく打てました。でも、このショットが今日イチでした。その後は、アイアンショットが左に曲がりだして、グリーンを外すことが多かった。目標スコアは、毎日1アンダーだったので達成は出来たんですけど、このショットでスコアを伸ばすのは、難しかったですね」。結局、2バーディー、1ボギーの71。2位との差は1打広げたが、不完全燃焼で2日目を終えた。

 「朝起きて、ちょっとしたら身体が重いのに気付き、長めにランニングをして調整して来ました」と米子市内を5km走ってからコースに来場した西畑。「今年から始めたんですけど、毎日5km走ることを日課にしています。試合がある日は、2~2.5kmにしているんですけど、今日は何故か身体が重かったので、5km走りました。甘い物も食べてないのに(笑)。昔、親に言われたことがあるんですけど、日焼けしたからかもしれないですね。昨日、今年初めて半ズボン履いたんで。それで、今日は長袖、長ズボンに戻しました(笑)。明日は、最終日最終組の緊張感の中でのプレーになると思うけど、あまり意識せずに楽しくプレー出来たらいいかな」。ストイックに自分をコントロールする19歳の西畑が、プロデビュー戦での完全優勝に王手をかけた。


大会2日目 コメント集

柴 綾夏 (2位タイ:-4)
「今日はパーオン率が良くて、今までで一番良かったかも。グリーンを外しても1パットで入れてパーとかが多かったですね。パットが入ってくれたのが一番大きかったかな。67は自己ベストです。ノーボギーは、欲張らずにプレーした結果ですね。明日は常にアンダーで回っている選手と回るけど、流されないで自分のペースでやりたい」

沖 せいら (2位タイ:-4)
「アイアンショットがすごく良くて、バーディーチャンスに付いたけど、グリーンの芝目が読み切れず決めきれなかった。アプローチや3mぐらいのパーパットが入ってくれたので、救われたところもあった。明日は優勝を狙っていきたい」

土肥 功留美 (2位タイ:-4)
「2番、4番とバーディーパットが入らなくて、今日は流れが悪いのかなって思っていたら、5番でセカンドが入りました。パットが入らないからOKぐらいに寄せればいいかなって思って打ったら入った(笑)。明日はあまり意気込まずマイペースで回りたい」

このニュースをシェアする

記事検索記事検索ARCHIVE

search検索