2017.9.8
絶対の精度で勝負 東浩子、充実の秋で首位
<Photo:Matt Roberts/Getty Images>
日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯 安比高原ゴルフクラブ(岩手県)2日目
自信回復。東浩子が今季初めて、首位で決勝ラウンドを迎える。トッププロが恐れを抱く狭いフェアウェイは絶対のアドバンテージ。今季のフェアウェイキープ率、2位というデータの裏付けもある。「フェアウェイを外したのは今日、2回。1Wやショットの精度が私の生命線です。昨日の雨でグリーンが柔らかくなった。ピンを狙って攻めることができたから、いいプレーができたと思う。公式戦でいいスコアをマークしたことは、自信につながります」と表情は明るい。
夏女の異名がある。それが今季はパッティングの不調で、得意の季節が過ぎ去った。「活躍できれば、秋でも冬でも構わない。2週前のニトリレディス最終日から、5、6メートルと、バーディーチャンスの時は、クロスハンドグリップでパッティングをするようにした。何かを変えないと、いけないと感じたからです」。この日は、そのパッティングが冴え、5バーディーを奪った。
一方、開幕前、いいうわさが耳に飛び込んできたことも大きい。プロキャディーは、コースを歩き、さまざまなチェックポイントを収集するのが大きな仕事のひとつ。そんなキャディーの間で、東が優勝候補の1人にあげられていたのだ。「私の名前が入っていたそうです。すごく、うれしい。私向きのコースなんだといわれれば、それはやる気になります」と話した。東はほめられて伸びる。失いかけた自信も取り戻したようだ。決勝ラウンドは、精度で勝負する。
関連ニュース & トピックス
- 2024.11.9
- 最新情報②ー第40回伊藤園レディスー明日へひとこと
- 2024.2.8
- 神谷そら『あなただけの星空ドーム』 利用のご報告
- 2023.12.5
- ソニーによる日本女子プロゴルフ選手権大会への特別協賛について
- 2023.9.10
- 圧巻のV 神谷そら-シーサイドで大仕事
- 2023.9.10
- 小祝さくら『メジャーは届きそうで届かない』