2017.10.13
相性の良いうどん県で東葵が単独首位発進!
2017年LPGAステップ・アップ・ツアー第20戦『日台交流うどん県レディースゴルフトーナメント』(賞金総額2,000万円、優勝賞金360万円)が、香川県仲多度郡の満濃ヒルズカントリークラブ(6,354ヤード/パー72)で開幕した。68をマークした、プロ入り3年目の東葵が、4アンダーで単独首位に立った。1打差の2位に槇谷香、さらに1打差で、上原美希とルーキーの新垣比菜が続いている。クォアイチェンが、台湾選手の中ではトップの1アンダー、5位タイに付けている。(天候:曇り時々雨 気温:19.0℃ 風速:1.9m/s)
10番からスタートした東 葵は、「微妙な距離だったので、入ってくれてよかった」と、出だしで2mのパーパットを沈め、流れに乗った。11番では、セカンドショットを右に打ち出してしまったが、「キックが良かった」とグリーンオンし、パーセーブ。15番からは3連続バーディーを奪い、前半を33で折り返した。「2番もラッキーでしたね。ティーショットが右に行っちゃったんですけど、木に当たって打てるところまで出て来てくれました。今日はラッキーが多かったです。順位は意識してなかったんですけど、上がってみたらトップでした」。後半もスコアを1つ伸ばし、プロ入り後初となる単独首位で初日を終えた。
「去年は6位、一昨年が2位スタートと、私、うどん県レディースと相性がいいみたいです(笑)。首位もそうですけど、ノーボギーが何よりうれしかったですね。今年から日台交流試合になって、今日も台湾選手と一緒に回って“ゴルフっていいな”って再確認しました。言葉が通じなくても、同じことを一緒にやってるって、スゴイなって。スポーツ、ゴルフの魅力ですよね。同じ組の(横山)倫子さんは英語が出来るので、サイシンエン選手とコミュニケーションを取っていましたけど、私もジェスチャーで何とか会話していました(笑)。聞き取りは出来るんですけど、伝えることが難しくて…。もっと交流を深めたかったので、英語や中国語を勉強しないとって痛感しました」と台湾選手との交流を楽しみながらも、この日ただ一人ノーボギーでフィニッシュした。
3年連続好スタートを決めている東だが、2日目にスコアを崩している。「明日が勝負ですね。26歳、最後の試合だから何とか良い結果を残したい気持ちはあるけど、そうはさせてくれないのがゴルフだから、背伸びしないで自分の出来ることをしていきたい」。10月16日に誕生日を迎える東が、自らを祝う最高の結果をつかみ取るため、勝負の2日目に挑む。
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