鈴木愛　リフレッシュ＆リスタート

＜Photo：Atsushi Tomura/Getty Images＞

　LPGAツアー第18戦『ニッポンハムレディスクラシック』(賞金総額1億円、優勝賞金1,800万円)が7月6日、北海道北斗市・アンビックス函館倶楽部上磯ゴルフコース(6,378ヤード/パー72)で開幕する。5日は、プロアマトーナメントが行われた。

　少し早く、ただ短い1週間の夏休み。鈴木愛はリフレッシュに勤しんだ。

　【リフレッシュ・その1】　髪を切る。女性が突然、髪を切ると何かと詮索されるものだが、「髪が(紫外線で)傷んでいたからです。後半戦へ向けて、カットしようと思った。いつも、シーズンが始まる前に切っていたけど、今年はそのままだったから」。全く意に介していない。ファンならお気づきだろう。開幕戦から、三つ編みポニーテールがトレードマーク。昨年12月、契約メーカーのイベントでアドバイスを受けた。それが気に入って、ずっと続けたが－。

　ちなみに、アース・モンダミンカップまで11試合に出場し、4勝。KKT杯バンテリンレディスオープンの20位T以外は、すべてトップ3という抜群の成績を誇っている。イメージチェンジがどう出るか。

　【リフレッシュ・その2】　クマ牧場へ行く。16年日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯が、北海道の登別カントリー倶楽部で開催された時に訪れ、優勝を果たしたパワースポットだ。「久しぶりに行きました。楽しかったです。エサをおねだりするポーズがたまらない」と笑みがこぼれた。以前から、キャラクターのリラックマがごひいきで、今回の訪問が3度目。登別に宿泊し、函館へ入った。

　「釣りや、友人と食事にも行きました。トレーニングもして、リフレッシュができたと思う」。鋭気を養い、これからの連戦に備えている。史上最速で、獲得賞金1億円突破を記録した、今シーズン。ちなみに、昨年までの傾向は、夏場からグングン調子をあげるタイプだ。

　「オープンウィークをはさんだ後半戦。0勝で終わりたくない。これからが正念場です」と気合を込めた。