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2008.11.27

LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ 第1日目

 2008年度LPGAツアー最終戦『LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ』(賞金総額1億円、優勝賞金2,500万円)の1日目が宮崎県宮崎市の宮崎カントリークラブ(6,442yard,par72)で開催された。

 天候:雨、気温:9.8℃、風速:4m。朝方から雨がぱらつくあいにくの天気となった初日。難コースに各選手が苦戦する中、この日スコアを伸ばしたのは宋ボベ(ソンボベ・韓国)。5バーディー2ボギーのラウンドで、通算3アンダーとし、単独トップに立った。2打差の2位には三塚優子、申ジエ(シンジエ・韓国)、全美貞(ジョンミジョン・韓国)、李知姫(イチヒ・韓国)の4人が続いている。賞金女王争いで注目が集まる横峯さくらと古閑美保は、共に1オーバーの12位タイとなった。

 昨年の最終日に65のコースレコードタイを出した相性の良いコースで、この日も順調にスコアを伸ばした宋。「昨日から熱があって、体が動くかどうか心配でした」と万全の体調ではなかったものの、今日唯一の60台をマークした。今年のこのコースについては「雨のせいか、OUTコースは昨年より長く感じました。セカンドショットの残り距離も長くなって、難しかったです」とOUTコースをそれほど得意としていないようだが、INコースについては「後半(IN)はバーディーチャンスも結構ありました。ショットの調子も悪くないですしね」と手応えを掴んでいる様子。明日は宋の前半と後半のコースの攻め方にも注目だ。

 そして注目の賞金女王争い。ランキング1位を走る李知姫は3バーディー2ボギーの1アンダー、2位タイの好発進。「スコア的にはまぁまぁ。悪くなかったです」と納得の様子。女王争いについては「他の2人が勝ったとしても、私のプレー次第で頑張れば女王になれる。私も最後まで頑張って優勝争いに残りたいです」と力強いコメント。この大会で単独3位以上なら、自力での賞金女王が確定するだけに、話す口調にも気合いが滲み出ていた。

 そして逆転女王にはもう優勝しかない横峯さくらと古閑美保。横峯は出だしの2ホールでバーディーを奪い、絶好のスタートを切ったかに思われたが、その後はスコアを崩し1オーバーの12位タイ。「前半はショットが乱れましたが、後半に入ってちょっと修正出来たので、1オーバーは耐えたというか・・・」と少し複雑。優勝に向けては「まず1日1日をこなしていく感じで自分のプレーを出来ればと思います」と焦りは無い。優勝への闘志を内に秘め、明日以降も冷静なプレーで上位進出を狙う。

 もうひとりの古閑はトップと4打差の1オーバー12位タイにつけたが、本人は納得のいかない様子で「ボギーを叩いた所が全て3パットだったので・・・」とパッティングを課題に挙げた。それでも「上位との差は開いてないので良かったです」と逆転優勝への意欲は十分。2日目もこの上位3人のプレーから目が離せない。

2位タイ 申 ジエ
「天気も悪かったですし、アイアンの距離もあまり合わなくて大変でしたけど、アンダーパーで回れたのは嬉しいです。コースにも慣れてきましたし、明日はもっと自信を持ってプレー出来ると思います」。

2位タイ 三塚 優子
「今日は惜しいパットばかりでしたね。高麗グリーンの重さや芝目に影響されました。ショットの調子は良いので、あとはパッティングですね。1アンダーは初日としてはいいと思います」。

2位タイ 全 美貞
「雨は降っていましたけど、風が無かったから逆にプレーしやすかったですね。4日間は長いですけど、逆にチャンスは多いと思って1打1打自信を持って打てたらと思います」。

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