LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ　開催！

女王争い三つ巴！ツアー最終戦がいよいよ開幕！！

　2009年度LPGAツアー最終戦『LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ』（賞金総額1億円　優勝賞金2,500万円）が11月26日（木）から29日（金）の4日間、宮崎県宮崎市の宮崎カントリークラブ（6,508yard/par72）にて開催される。

　今季のLPGAツアー優勝者と『大王製紙エリエールレディスオープン』終了時点で獲得賞金ランキング25位までの選手にのみ出場権が与えられるこの大会。今年も日本の女子プロゴルフ界を代表する豪華な顔ぶれが出揃った。

今シーズン熾烈な賞金女王争いを展開してきた諸見里しのぶ、横峯さくら、先週行なわれた『大王製紙エリエールレディスオープン』優勝の有村智恵をはじめ、シーズン終盤まで賞金女王レースに食い込んだ全美貞（ジョンミジョン･韓国）、今季は米ツアーを主戦場としながら国内ツアーでも勝利を挙げた宮里藍と上田桃子、この大会三連覇を狙うディフェンディングチャンピオンの古閑美保、過去この大会で優勝経験のある福嶋晃子、不動裕理など、総勢23名のトッププレーヤーが今年最後のビッグタイトルをかけて競い合う。

今年の賞金女王レースは3人に絞られ、決着は最終戦までもつれ込むこととなった。最後の最後まで目が離せない展開となった2009年度LPGAツアー、その結末やいかに……。

　昨年は大会直前の時点で賞金ランク1位の李知姫（イチヒ･韓国）と、横峯さくら、古閑美保の上位3名に賞金女王の可能性が残されていたが、李と横峯は思うようにスコアを伸ばせず優勝争いから後退。古閑は最終日スコアを伸ばしトータル6アンダーでホールアウトしたものの、トップの全美貞とは依然として2打差。古閑が逆転するには優勝が絶対条件となるため、そのまま李の賞金女王が決定するかに思われた。しかし、全が上がり2ホールでスコアを崩し首位転落、さらに不動裕理が決めれば優勝という1mのバーディーチャンスをまさかの3パット。大会二連覇となる古閑の逆転優勝と同時に初の賞金女王が決定するという、これ以上ない劇的な幕切れとなった。