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2009.11.26

LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ 第1日目

逆転女王を狙う横峯さくらが首位発進!

 2009年度LPGAツアー最終戦『LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ』(賞金総額1億円 優勝賞金2,500万円)の初日が宮崎県宮崎市の宮崎カントリークラブ(6,508yard/par72)で開催された。

 天候:晴れ、気温:17.6℃、風速:3m。今季のLPGAツアー優勝者と『大王製紙エリエールレディスオープン』終了時点で獲得賞金ランキング25位までの選手にのみ出場権が与えられるこの大会。絶好のコンディションのなか初日3アンダーでトップに立ったのは、横峯さくら、上田桃子の2人。1打差の3位タイには原江里菜、イムウナ(韓国)が続いている。また賞金ランキング1位の諸見里しのぶ、同3位の有村智恵は、共に1オーバーの12位タイで初日を終えた。

 試合前は「緊張感というより逆に楽しみでした」と気合い十分でスタートしていった横峯。2番ホールで7メートルのバーディーパットが決まると、その後は同組の諸見里が苦戦する中、冷静なゴルフでスコアを伸ばしていった。「(同組の諸見里に)プレッシャーをかけるという感覚はなくて、自分のプレーに徹しようと思いました。ここはコースとの戦いなので」と今日の直接対決を振り返った。「今日は他にもチャンスがあったので、パットが入れば。でも初日としては良いスタートが切れましたね」。これまで惜しくも逃してきた賞金女王のタイトル。悲願の載冠へ向けて絶好のスタートを切った。

 そして、同じくこの日首位に立った上田。前半は7番のボギーなどで苦しい展開となったが、後半はショットが本来のキレを取り戻した。本人も「前半は耐えて耐えてのゴルフ。後半はショットを狙いのラインに打てるようになって、良かったです。毎日60台で回りたいっていうのは一つの目標だったので、1日目はクリアできました」と納得のラウンドだった。2007年には賞金女王に輝くなど、実力では劣らない上田。未だ優勝のないメジャータイトル奪取へ向けて、明日も“60台”を目指す。

 一方、現在賞金ランキング1位の諸見里、同3位の有村は共にトップから4打差の1オーバーでのラウンドとなった。諸見里は「メチャクチャ頑張ったと自分を褒めてあげたい」と、次々と迎えたピンチを乗り切った自らを称えた。「ここで(横峯に)離されたらチャンスが無くなってしまうと思ったので、付いていきました。明日以降は自信を持ってプレーすること。一打も無駄な球を打てないので、そこは自分を褒めてあげて、あと3日間頑張りたい」と明日以降も試練のゴルフが続く。

 同じく有村も「グリーンの芝目が読めなくて…。距離感も良くなかったし、凄く耐えるゴルフでした」と苦しい一日。「リコーカップ独特の雰囲気があって、高麗芝の難しさ、ティーショットの落としどころの狭さにプレッシャーを感じました。明日はグリーンで長時間調整して、パットの距離感を調整したいですね。ミスショットしたというゴルフでは無かったので」と明日のチャージを誓っていた。

宮里藍 2オーバー 16位タイ
「今日回っていて、すごく特別なフィールドだなと今週は感じますし、私が見てても、賞金女王争いが良い形で今週迎えられるし、すごくツアーの雰囲気が良いとおもいます。私は今回バタバタだったので、自分のことしか考えてなかったですけど、3年ぶりに日本の試合に勝てて、この大会に出られるのは大きいです」。

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