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2009.11.29

LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ 最終日

横峯さくらが逆転優勝!賞金女王の栄冠も手に入れる!

 2009年度LPGAツアー最終戦『LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ』(賞金総額1億円 優勝賞金2,500万円)の最終日が宮崎県宮崎市の宮崎カントリークラブ(6,508yard/par72)で行われた。

 天候:くもり、気温:14.1℃、風速:2m。昨日よりも風は弱まったが、難コースに各選手が苦戦するなか見事優勝したのは、横峯さくら。今季6勝目、通算15勝目を2009年度最終戦で挙げ、賞金女王の座を掴んだ。2位には1打差の通算5アンダーで諸見里しのぶ、李知姫(イチヒ・韓国)、飯島茜、服部真夕の4人となった。今季米ツアーに参戦していた宮里藍と上田桃子は通算4アンダーで6位。大会3連覇のかかった古閑美保は通算2アンダーの9位で3連覇はならなかった。

 横峯は、この日4バーディー1ボギーでのラウンド。ホールアウトした時点では、最終組で回る飯島が7アンダーのトップで、横峯は2位タイ。飯島が16番をボギーとし、トップタイに並び、プレーオフに備えて練習グリーンで練習開始。続く17番でも飯島が連続ボギーとして、横峯が一気に単独トップに。追いかける諸見里も17番をバーディーとして1打差にするも届かず、無念の2位に終わり、横峯が優勝と賞金女王の栄冠を手に入れた。
「プレーオフ前提で練習してたので、ここにいるのが信じられないです。14番でチップイン取れて、15HでOKついて、これで頑張ったらいけると思ったら、急にプレッシャーかかってしまって、16~18番はプレッシャーかかりながらやっていたので・・・・。今大会は1回勝っていますけど、前回と全然違って、賞金女王がかかって空回りしていたので、今日は本当に楽しんでプレーしようと思ってやっていて、こうやって最後のスピーチ出来て嬉しい感謝してます。勝てたことが嬉しかったです。(女王は)おまけでついてきたのもあるので」と優勝スピーチで喜びをあらわした。

 横峯は今シーズン、賞金ランキング1位に最大約4390万円離されたが、「ターニングポイントの試合はマンシング(ウェアレディス東海クラシック)との時ですかね、3勝上げてから2ヶ月ぐらいあって、その2ヶ月が長く感じて、すごく落ちて何で上手くいかないかと、そこで考えることが出来たので今があると思います。(考えたのは)休んだ方が良いのかなとかいろいろ考えましたけど。自分にプレッシャーかけるのは合わないですね。プレッシャーに弱いので。最初は良い意味でのプレッシャーを感じつつ、ポンポンと勝てたので、これはと思いましたけど・・・」とこの1年を振り返り、『賞金女王』という大きな緊張感から解放されホッとしたような表情で話す。
「今後の目標は、まだつかないですね。(女王に)なれてないのを想定していて、来年頑張ろう、今年は慰める感じだったので」と、賞金女王になった実感がまだわかないようで、戸惑いを感じながらの優勝会見だった。

これで、2009年度LPGAツアー全34戦が終了。横峯が6勝を挙げ、獲得賞金が¥175,016,384となり、LPGA史上最高の獲得賞金となった。また、4人が1億円を突破したのも初。

2位タイ 諸見里しのぶ(獲得賞金ランキング2位)
「悔しいのは悔しいですけど、相手が良いプレーしての自分が出来る限りの結果なので、受け止めて、(シーズン)始まる前の目標は2勝以上で、それを上回って自分を褒めてあげなきゃいけないと思います。これから自分と向き合わなければいけないこともあると思うので…。フル出場できたのは私にとって良い経験でした。キツかったのは、ミヤギの週でそれ以外ゴルフ出来ないほどのキツイのは無かったです。来年はメジャーで上の方にいけるようにするのがまずは目標です。今年以上に素晴らしい1年間にしたいと思います」。

9位タイ 有村智恵(獲得賞金ランキング3位)
「燃え尽きようと思っていましたが、全く上手くいくことできずに…。所々良いショット、良いパットありましたけど、繋げることが出来なくて・・・。優勝が最低条件だったので、とにかく最後まで優勝をあきらめずに頑張ろうと思ってましたが、思うようにいかなかったです。今シーズンは自分が思ったより、良い成績だったし、それでも回りは良い人もたくさんいたし、自分が良かったと思わせてもらえない年だったですが、まだまだ上にいけるし、プラスに考えて、いろんな経験させてもらったので、来年に繋げていきたいです」。

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