2010.5.8
ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ 第3日目
プレッセルが首位キープ 服部、横峯が優勝圏内に急浮上
2010年LPGAツアー公式戦第1戦『ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ』(賞金総額1億2,000万円、優勝賞金2,400万円)の3日目が茨城県つくばみらい市の茨城ゴルフ倶楽部 西コース(6,655Yards,Par72)で行われた。
天候:晴れ、気温:20.4℃、風速:4m。風も比較的弱く、絶好のコンディションとなった3日目。各選手がスコアを伸ばすなか、首位スタートのモーガン・プレッセル(米国)がこの日も70と2つスコアを伸ばし、通算7アンダーで首位を守った。2打差の2位には、この日67とスコアを伸ばした服部真夕。さらに1打差の3位には同じく67をマークした横峯さくらが浮上した。注目の宮里藍はこの日3つスコアを伸ばし、通算1オーバーの9位タイに浮上した。
「ショットは絶好調で、フェアウェイやグリーンを捉えることができました」という通り、出だしの2ホールで幸先良く連続バーディーを奪ったプレッセル。ただショットが好調な一方で、パッティングは「思ったよりも悪かったです」とイマイチ。9番・13番でボギーとするなど、結局はリードを広げることは出来なかった。それでも「少しでもリードがあればいいと思っています。安心はしてないし、今日も5アンダーが出ているので、自分も伸ばさないと優勝のチャンスは無いと思うので、負けずに伸ばすつもりです」と日米メジャー制覇へ向けて、強気の姿勢を崩さない。
そして2日目に76とスコアを落としたものの、この日67と再び盛り返した服部。「バーディーチャンスに付いたところはしっかり取れたし、グリーン外すことは多かったけど、パーセーブ出来ていたので良かったと思います」と今日のラウンドを振り返った。今年は既に1勝を挙げるなど、大器の片鱗を見せてきた22歳。明日の最終日・最終組にも「今こうしてこの試合に出られて、最終組で回れるのは嬉しいことなので、その嬉しさと、明日伸ばしていきたい気持ちを胸に頑張っていきたいです」と強気の姿勢で初のメジャータイトルへ挑む。
服部と同組で67とスコアを伸ばした横峯は、「昨日までもショットは結構良かったですけど、今日は凄くショットが良かったです」とバーディーを奪った5ホール全てで2m以内につける好調ぶりで、一気に優勝圏内に浮上した。明日は首位を行くプレッセルを3打差で追う展開。「やはり日本が舞台なので、日本人が勝たないといけないという気持ちは強いです。気持ちで負けないようにしたいですね」と優勝への強い意欲を見せた。
いよいよ上位3人に絞られた格好となった優勝争い。最終組からどんなドラマが生まれるのか。
9位タイ 宮里藍
「(今日のラウンドは?)ノーボギーで満足してます。1番のバーディーで気持ちよくスタートできました。グリーンの硬いイメージが強くて、ピンにアグレッシブに攻めることができなかったけど、我慢してこれたのでノーボギーに繋がったと思います。今日は地に足が着いてる感じがして、体調も(3日間で)一番良かったし、イライラしないんですね。ゆとりがあったのでしっかり自分をコントロールできた結果の3アンダーだし、明日が楽しみですね。トップと差があるし、自分次第だと思うので、余計なことを考えずに一打一打集中していきたいと思います」。
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