2025.6.2
「Hello,Golf!社会科見学プログラム」at ブリヂストンレディスオープン
2019.3.15
<Photo:Matt Roberts/Getty Images>
ヨコハマタイヤゴルフトーナメント PRGRレディスカップ 土佐カントリークラブ(高知県)第1日
終わりよければ、すべて良しとはいかなかった。18番、10メートルのバーディーフィニッシュを決めても課題が浮かび上がる。「バーディースタートでも、前半はすべてチャンスでした。一番長い距離でも、4メートルぐらい。おかげでずっとモヤモヤしていた。ただ、9番ではずれたけど、ちょっとした良いイメージがわいてきて…。後半はおかげでずっと良いパッティングができたと思います」と振り返っている。
チャンスを決められなかったのは不満だろう。とはいえ、山のようなチャンスをつくったのは、ショットが好調の証明だ。「シーズンオフ、2日に1度ぐらいの割合で、試合を想定したラウンドを重ねた。例年は、クラブやスイングなどを調整しながら、練習を踏まえたラウンドだったけど今年は、一球入魂」と前置きする。
そして、「谷口徹プロの祝勝会があり、終わった後にゴルフについていろいろと話をうかがいました。何が大切か-。試合では1度しか打たない。目の前の1打こそが最も大事なことです」と説明した。わかっていても、それこそがプロフェッショナルの神髄。緊張感を常に持続したことが自信になっている。「開幕戦は毎年、ものすごく緊張するけど、今年はそれがない。でも、試合ではショットがすごく良かった。それだけに、(13位タイで)終わった時はすごく悔しさがこみあげてきて…」。最大の武器、闘志の炎がメラメラと燃え上がっていた。
沖縄の借りを高知で返す。シーズンは長い、といってもまず1勝は、できるだけ早いほうがいい。