2019.6.16
3位タイの河本結 次戦への布石
<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>
宮里藍 サントリーレディスオープンゴルフトーナメント 六甲国際ゴルフ倶楽部(兵庫県)最終日
河本結、第4Rのスコアは、71。ほけんの窓口レディースから継続していた連続60台も、11ラウンドでピリオドを打ち、同時に優勝も逃げていった。「またひとつ成長できたと思います。だけど、まだまだ未熟」。取材を終えると、表彰式を行っている18番を背に、練習グリーンで復習を始めた。その姿をみたファンも「次は-」と感じたことだろう。
1日27ホールの強行スケジュール。第3ラウンドの残り9ホールを終え、首位へ1打差と迫った。ところが…。「きょうは最後まで、いいショットが結果につながりませんでした」と首をひねった。さらに、「ツキのない1日」と続ける。
最終ラウンドスタート前、ウェアとリボンを勝負カラーの赤へチェンジ。戦闘モードに突入したが、気持ちとは裏腹にスタートから17番まで、パーのオンパレード。「ギャラリーの皆さんから、まだまだいける、とたくさんの声援を送っていただきました。18番ではバーディーをとって、見にきて良かったと思ってほしかったです。だから、最後はより一層、気合を込めた」という。バーディーで締めくくり、ようやく笑顔がこぼれる。
調子がいい時に2勝目をあげたい。だからこそ、ホールアウト後の練習だ。好調の裏には努力の2文字が隠れていた。
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