2025.6.20
「Hello,Golf!社会科見学プログラム」at ユピテル・静岡新聞 SBS レディース
2019.6.22
<Photo:Matt Roberts/Getty Images>
ニチレイレディス 袖ヶ浦カンツリークラブ 新袖コース(千葉県)第2日
比嘉真美子が披露した、ムービングデーの猛チャージ。中でも、16番は圧巻だった。10メートル以上あるバーディーパットを気迫でねじ込んだ。「きょうは、自信をもってパッティングができたので、いいリズムにつながりました」。驚異の24パットである。
スタート時、首位とは4打差。1番で2メートルを決めてバーディー発進した。「スタートホールは絶対、バーディーを獲りたいパー5。思った所へ打ち出すことができました。だから、2、3、4番といいリズムに乗ることができたのでしょう」という。4連続バーディーは、第1日からの修正を見事に行った証明だ。「雨の影響でちょっとグリーンが重い感じ。例年、カタくて速いイメージがあるから、タッチをうまく合わすことが難しい。ショットの調子はそれほど変わらなくても、パッティングでこれほどスコアが違うのだなぁ、と改めて実感している」。もうひとつ、加えるとしたら8番、4メートルのパーセーブも素晴らしかった。
昨日、婚約者の大相撲・勢関が試合を観戦。夕食を共にした。「応援してもらえると、やっぱりうれしい。ゴルフ観戦を楽しんでくれたみたいです。夜はすき焼きを食べましたけど、関取から『名古屋には、いつ来られるのか』。聞かれたことは、そのぐらい」。サラリとかわしている。何といっても、2週連続の優勝争いだ。「ベストプレーで、優勝したい。開幕から3か月経っていて、まだ2勝目をあげることができない。今の調子だったら絶対、できる自信がある。自分を信じて、勝ちを意識したいです」。そのコメントに勝利への執念と勢いが見え隠れしていた。