2019.7.25
ハンスンジ コースレコードタイで首位浮上
2019年LPGAステップ・アップ・ツアー第11戦『ANA PRINCESS CUP』(賞金総額2,000万円、優勝賞金360万円)大会第2日が7月25日、北海道勇払郡・早来カントリー倶楽部北コース(6,540ヤード、パー72)で行われた。韓国のハンスンジが、通算8アンダーで単独首位へ浮上。2位は通算7アンダーで川満陽香理、堀琴音が続いている。(天候:曇り 気温:26.3℃ 風速:3.2m/s)
自己ベストタイ記録の65をマークしたハン スンジ。「ショットの調子が良く、素晴らしいリズムでプレーできた。もちろん、パッティングも」と笑みが止まらない。連続バーディースタートを切った。12番以外、すべて4メートル以内のバーディーチャンスとショットが抜群だ。
キーホールは、パー3の17番。「私にとって、鬼門。きのうはボギー。きょうもグリーンオンしない。アプローチも寄らなかったけど、運が良くパーセーブできました。距離が長くて、左に池も…。だから、アゲインストの風では条件が厳しい。でも、うまく切り抜けられたので、最終ホールでも、バーディーをとれた」という。7バーディー、ノーボギー。コースレコードタイ記録で、単独首位へ。
今シーズンから、ステップ・アップ・ツアーへ参戦。10試合すべてに出場し、高い順応力を示している。「日本は、グリーンの難度が高い。ステップだからといっても、レベルが高い。グリーンが速くてカタい試合がたくさんあった。コースセッティングが難しい。慣れることに苦労の連続です」。トップ10フィニッシュは、ここまで3回だ。6月のユピテル・静岡新聞SBSレディースでは、終盤まで首位を走り、惜敗している。
また、日本の生活にも慣れてきた。「きのうの夕飯は、ひとりでカレーを食べに行った。スマホを使って、調べて…。翻訳アプリがあるから、話が通じます。お店のおじいちゃん、おばあちゃんがとてもあたたかい方。サービスをたくさんしてくださった。来日してから、ゴルフと日本語、コミュニケーション能力が上達したことが本当にうれしいです」。習うより慣れろ-は、コース攻略も同様である。
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