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2019.8.2

暫定首位の濱田茉優 精神力で勝負

<Photo:Atsushi tomura/Getty Images>

 LPGAツアー22戦『大東建託・いい部屋ネットレディス』(賞金総額1億2,000万円、優勝賞金2,160万円)大会第2日が8月2日、山梨県鳴沢村・鳴沢ゴルフ倶楽部(6,605ヤード/パー72)で行われた。この日は、雷雲接近のため競技が、2度中断。17時38分、サスペンデッドが決定し、37組107人がホールアウトできなかった。暫定首位は6ホールを残し、通算10アンダーの濱田茉優。同2位に2ホールを残し、通算9アンダーでアマチュアの澁澤莉絵留がつけている。(天候:晴れ 気温31.1℃ 風速3.3m/s)

 自己との対峙。ゴルフは精神力がものをいう。濱田茉優は6ホールを残し、通算10アンダー。あすは、4番のパーパットからプレーを再開する。距離は5メートル。楽ではない。 

 「下りのフックライン。第1打が右ラフで、次もまた右ラフでした。第3打もうまく寄せることができない。仕方がないです。でも、カップインできるかもしれない。今大会、パッティングの調子がとてもいいですからね。もし、ダメでも気持ちを切り替えて、頑張るだけですよ」と表情は明るい。

 この日は午前3時30分に起床。サスペンデッドになった第1日の6番からプレーをした。「朝から、スコアのことは考えていません。とにかく、完走を目指してよけいなことは何も…」。ひたすら、プレーへ集中している。インスタートの第2R前半。10番でボギーとしたが以降、5バーディーを上積みした。

 雷雲接近で2度の中断があったものの、「軽くストレッチをした。ちょっとずつ動きながら、体がカタくならないように…。中断は、自然が相手ですから仕方がありませんね」といいながらも、「きょうは、すごく疲れました」。あすもまた、予想外の午前3時30分に起床だが、これもまたプロゴルファーの宿命だ。自然体で、コースと対峙する。5メートルのパーパットを気負わないことを誓った。

(メディア管理部・森谷 清)

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