2019.8.5
渋野日向子 メジャー制覇 42年ぶりの快挙
<Photo:Jan Kruger/WME IMG/WME IMG via Getty Images>
2打差の単独首位でスタートした渋野日向子が7バーディ、1ボギー1ダブルボギーの68、通算18アンダーで、1977年の樋口久子以来、日本人では2人目、42年ぶりにメジャー制覇を成し遂げた。
2位は通算17アンダーのリゼット・サラス。3位は通算16アンダーのコ・ジンヨン(韓国)。上原彩子は通算6アンダーの21位、横峯さくらは5アンダー24位、勝みなみは3アンダー35位、上田桃子はイーブンパーの51位、アマチュアの安田祐香は2オーバーの59位。
LPGA会長・小林浩美
「おめでとうございます。快挙です。ついにやりました。日本のLPGAツアーからいきなりメジャー優勝です。メジャー優勝者を送り出すことは、日本女子プロゴルフ協会の目標であり、2013年から取り組んでいます。ツアー強化が実り、二重の喜びです。このままガンガンいってください」
LPGA顧問・樋口久子
「優勝おめでとうございます。無欲が、手繰り寄せた勝利といえるでしょう。予選通過だけを目標に、気負いがなく、日本で戦っているように伸び伸び、自然体でプレーをしていた印象です。また、随所に得意のパッティングが冴えていた。好条件がそろっていたことも見逃せません。今回のウォーバーンGCは日本によく似た起伏のある林間コースです。さらに全幅の信頼を置くコーチが、キャディーとして支えたことも大きな力になったと思いました。待ちに待った日本人のメジャー優勝、本当にうれしいです」
【最終日 主な成績】
優勝 -18 渋野日向子
2 -17 L.サラス
3 -16 コ・ジンヨン
4 -15 M.プレッセル
5 -14 A.ブハイ
6 -12 C.ブティエ
7 -11 C.シガンダ
8 -10 朴城炫
9T -9 N.コルダ
9T -9 イ・ジョンウン6
16T -7 テレサ・ルー
21T -6 上原彩子
24T -5 横峯さくら
35T -3 勝みなみ
51T E 上田桃子
59T +2 安田祐香