2019.8.24
2位の青木瀬令奈 スター誕生を1年前に大予言
<Photo:Masterpress/Getty Images>
CAT Ladies 2019 大箱根カントリークラブ(神奈川県)第2日
渋野日向子のシンデレラストーリーを、意外な選手が大予言していた。68をマークし、2位へ躍進した青木瀬令奈がとっておきのエピソードを披露。時の人は不在でも、話に花が咲いた。
「彼女はいないけど、今回は彼女の分まで頑張ろうという気持ちでコースへ入った」という。ちょっと間をおいてから、1年2カ月前へ時計を巻き戻す。「渋野さんが最終プロテストを合格する前、TP登録で出場したアース・モンダミンカップで予選ラウンドの2日間、同組でプレーしました。とにかく、いいゴルフをする。おまけに、第1日は(賞金600万円獲得の)ホールインワンまで。その時から、保護者目線です。応援したい。最終プロテスト合格も本当にうれしかった」と懐かしそうに語った。
さらに、回想を。「シンデレラストーリーですよ。アース・モンダミンカップは大きな試合。結局、予選落ちでもしっかりとホールインワンで名前をポーンと出してしまう。そのあと、最終プロテストに合格して、今年はワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップでLPGAツアー初優勝。2勝目をあげたと思ったら、海外でメジャーのおまけまでつけて3勝目ですよ。本当にすごい」と絶賛する。
前週は同期の親友、大東建託・いい部屋ネットレディス優勝の成田美寿々、また、渋野の全英女子オープンVの祝勝会を3人で行った。「ケーキを2人分用意しました。でも、私だってセンチュリー21レディスゴルフトーナメントで2位…。3人でお祝いをできなかったことが、ちょっと残念です」とも話す。
というわけで、この日の快進撃がある。今大会のスペシャルとしてパターをスイッチ。「プロアマトーナメントから使ったけど、これがとてもいい。優勝争いをするつもりはなかったけど、思いがけずパッティングの調子がいいおかげで、流れもいい感じです」。終始、笑顔のプレーと取材対応は、渋野だけではない。
(メディア管理部・森谷 清)
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