2025.5.8
【速報】尾関彩美悠が13番で自身ツアー初エース
2019.9.15
<Photo:Chung Sung-Jun/Getty Images>
第52回日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯 チェリーヒルズゴルフクラブ(兵庫県)最終日
大ギャラリーを引き連れ、この日も渋野日向子は精いっぱいのプレーをした。「きょうも、たくさんのギャラリーが来てくださって、にぎやかで楽しかった。4日間で声援も一番多い。ありがたかった」と感謝を言葉にする。
ただ、優勝争いを演じることはできなかった。「満足度は40点」としたが、最終日の後半では、ようやく切れが戻る。フェアウェイをきっちりととらえ、パッティングもまずまずだ。3つのバーディーを奪い、70をマークした。通算1アンダーで今大会を締めくくる。「バーディーを結構、とっているわりにスコアがポンコツ。パーオン率だって、それほど悪くはありませんからね」と話した。
1R= 5バーディー 3ボギー
2R= 5バーディー 6ボギー 1ダブルボギー
3R= 6バーディー 4ボギー 1ダブルボギー
4R= 4バーディー 2ボギー
これが4日間の内訳だ。計20バーディーを奪いながら、通算1アンダーに首をひねっているのも無理はない。確かに、超攻撃スタイルにはリスクがつきものだが、「やはり、グリーンまわりのラフ。対応しきれなかった。これだけ長いラフを体験するのは人生で初めてかもしれない。かなりの練習が必要です」と分析している。結果オーライではなく、ホールアウト後には、すぐさまアナリストへ転じ、課題をみつけた。しっかりと準備をして、万全の状態で臨んだのだからなおさらだろう。
周囲がいくら騒ごうが、しっかりと地に足をつけ、我が道を行く。笑顔の裏には苦悩もたくさん。だから、予想外の進化と進歩を遂げるのだ。
(メディア管理部・中山 亜子)