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2013.5.3

サイバーエージェント レディスゴルフトーナメント 1日目

横峯さくら、原江里菜、櫻井有希の3選手が首位に

 千葉県市原市の鶴舞カントリー倶楽部で開催された、2013年度LPGAツアー第9戦『サイバーエージェント レディスゴルフトーナメント』の初日は、4アンダーで横峯さくら、原江里菜、櫻井有希の3選手が首位に並んだ。(天候:晴れ、気温:17.2℃、風速:2.1m)


今シーズン初めての首位発進を決めた横峯さくら。18番もバーディーフィニッシュで締めくくり、さくらスマイル全開かと思いきや、ホールアウト後の表情はやや曇り空。「あんまり体調が良くなくて…集中できたりできなかったりで…今日は長く感じました」との理由。

この日は2番で20メートルのバーディーアプローチが入ったり、長めのパーパットが入ってくれたりと、「ラッキーでした」との自己評価。しかしそんな中でもしっかりアンダーパーをマークしてくるあたりが、今シーズンまだ優勝こそ無いものの、平均ストロークランキングで堂々首位を走っている所以か。

「明日はしっかり体調も戻して、調子自体悪くないと思いますので」と語ったように、明日横峯が自分のゴルフを展開できれば「今のところ意識していないです」という連続予選通過新記録達成も間違いないだろう。


「ここ1ヶ月ずっと調子が良かったんですが、先週からパッティングのフィーリングが本当に良くなって、今日は無理せず安心な所につけるように、プレーしました。やっと噛みあってくれましたね」。2008年の「ゴルフ5レディス」以来、5年ぶりの首位発進を決めた原江里菜は会心の笑顔。

「今日は4~5メートルが決まっているので、精一杯というか、良いゴルフでした。セカンドショットもパッティングが打ちやすい所を意識して、それを守ってプレーが出来ました。パッティングの調子がいいので、打てる所につけられたら、今の調子なら入れられると思います」。18番パー4ではティーショットがフォローの風に乗り、フェアウェイ中央の大木の近くまで飛んでしまったが、「木を越えることが出来て、グリーンエッジまで届くギリギリのクラブ」と選択した9番アイアンで、147ヤードのセカンドショットを5メートルにつけ、バーディー。攻めの姿勢と冷静なコースマネジメントが好スコアの原動力となった。

「明日も打ちやすい所にしっかりマネジメントして、“攻める”というのを“ピンを攻めること”と勘違いしないように」。明日も静と動の絶妙のバランスで首位の座を守りたい。


QTランキング上位につけ、今シーズンフル参戦を予定している櫻井有希。記憶に新しい4月のスタジオアリス女子オープンでの単独2位フィニッシュに続き、今週は自身初の首位スタートを決めた。

レギュラートーナメントの上位を賑わす連日の活躍に、さぞや絶好調なのかと思いきや、実は「去年はすごく調子が良くて…今年の方が調子悪いです」と言う。確かにここまで予選落ちの試合も目立つが、「予選落ちしても諦めず一打一打真剣に打つようにしています。良い経験をしながら全試合に出ていきたいです」と、予選落ちも前向きに自分のゴルフの糧にしているとのこと。その手ごたえを「調子がイマイチですが、アイアンが安定してきています」とショットに感じつつあるようだ。

「去年の自分に近づけるようにしています」と語る櫻井だが、今日のようなショットを打っていければ、昨年の自分越えはすぐ出来そうだ。


森田理香子 (4位タイ:-3)
「オフに練習して左フックしなくなったんですけど、シーズン中にまた(左フックが)出てきて、自分の中で分からなくなってしまって…。スイングの問題がまだ残ってるので、きちっと分かるまで練習したいと思います」。

全美貞 (4位タイ:-3)
「(8番のダブルボギーは)セカンドショットが左に行ってしまい、出すだけになってしまいました。でも全体的には良かったと思います。今日は3アンダーで結果は良かったので、明日はショットに自信を持って打ちたいです」。

若林舞衣子 (4位タイ:-3)
「今日は一日ショットは良かったです。前半にパターがもう少し入ってくれればよかったんですけど、転がりのいい素晴らしいグリーンなので、いい所に打てればスコアを伸ばせると思います」。

吉田弓美子 (4位タイ:-3)
「今週の目標は一日3アンダーだったので、とにかくそれを目指してやったのが上手くいきましたね。この試合は(歴代優勝者の)不動さん、申ジエさんと最終日最終組で回った印象が強くて、いつか優勝したいと思ってる大会のひとつです」。

堀奈津佳 (4位タイ:-3)
「明日はスコアが動く展開になると思うので、後悔しないように一打一打集中してやっていきたいです。明日(のラウンド)が終わった時にもっといい位置にいられれば嬉しいです」。

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