2025.6.20
「Hello,Golf!社会科見学プログラム」at ユピテル・静岡新聞 SBS レディース
2013.9.9
LPGAツアー公式戦『日本女子プロゴルフ選手権大会 コニカミノルタ杯』(賞金総額1億4,000万円、優勝賞金2,520万円)が、9月12日(木)から15日(日)までの4日間、北海道恵庭市の恵庭カントリー倶楽部(6,682ヤード/パー72)で開催される。
北海道3連戦のファイナルは、女子プロゴルファー日本一決定戦。1968年に第1回大会が開催され、今回で46回目。日本の女子ゴルフのトーナメントでは、最も長い歴史を誇っている。特に今大会は、公式戦にふさわしい難コースに加え、北海道特有のセッティングが見所。
大会実行委員長の入江由香は、「北海道の洋芝を生かすことに重点をおいて、フェアウェイのラインを出しました」と前置し、「ラフとの差をはっきりさせる目的で、今回はセミラフがありません。公式戦では、正確なショットが必要となるのは当然。だから、ラフへ入れればテクニックがモノをいいます」と解説した。さらには、「予選のカットラインは、5オーバー前後を予想しており、優勝スコアは2ケタはいって欲しいと思っている」。また、コースセッティングアドバイザーをつとめる岡本綾子は、「プレーする選手の技術が、ストレートに表れるようセッティングをしました。このコースを通じ、プロとしてどんな国や場所でも、それなりの技術をもって戦えるようになってほしい」と、国際基準であることをアピールする。
2020年東京五輪の開催が、日本時間9月8日に決定。ゴルフは2016年のリオデジャネイロ五輪から正式種目となる。選手にとっては、“女子プロ日本一”という直前の優勝を狙うのと同時に、3年後のリオ、そして7年後の自国でのオリンピック開催という長期的な目標へ向かって、新たなスタートとなる。
中でも、ディフェンディングチャンピオンの有村智恵は、「3年後のオリンピックに向け、スキがないぐらい全力で走っていきたい」とボルテージが上がる。今回は約5ヶ月ぶりとなる日本ツアーへの出場。「北海道が舞台ということで、昨年とは違った気持ちで臨みたい」と静かな闘志を燃やしている。振り返ってみれば、昨年の大会最終日は、史上に残る朴仁妃(パクインビ・韓国)、吉田弓美子とのデッドヒートを制しての、公式戦初V。記憶にも記録にも残る値千金の一勝だった。
東京五輪の開催決定を受け、五輪の正式競技は、ファンからの注目度がさらにアップするのは確実。スポーツの秋、実りの秋、女子プロ日本一の称号を手中にするのは、果たして―。