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2020.4.29

鈴木愛2年ぶり2度目の賞金女王 - プレイバック 2019 Part 2

<Photo:Atsushi Tomura/Getty images>

 日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)は今年、創立53年目を迎えました。これまでの歴史の側面をご紹介します。とりわけ、2010年代は世界の女子ゴルフ界で大きな変化が巻き起こりました。過去10年間を振り返ります。

 賞金女王争いは、終盤戦に3人のデッドヒートとなった。4月の38th フジサンケイレディスクラシック優勝でランキング1位に立った申ジエ。その後、6月のニチレイレディスで2位に後退するが、翌週には1位に返り咲き、11月TOTOジャパンクラシックまで1位を独走。

 ツアー本格参戦1年目となった渋野日向子は、ワールドレデイスサロンパスカップでツアー初V。賞金ランキングも2位に急浮上。その後、順位を落とすが、ツアー2勝目となった資生堂 アネッサレディスオープンで再び2位に戻すと、10月までキープした。

 一方、2年ぶりの女王を狙う鈴木愛は、宮里藍 サントリーレディスオープンゴルフトーナメント、ニチレイレディスの2週連続優勝で1度は首位に飛び出すが、翌週2位に後退。トップ10以内は保持するが、9月に入って故障もあり、復帰まで約1か月を要した。

 しかし、樋口久子 三菱電機レディスゴルフトーナメントで復活優勝を果たすと、TOTOジャパンクラシック、伊藤園レディスゴルフトーナメントで3週連続V。ランキングを1位に戻した。

 最終戦では、条件次第で3人に女王の可能性が浮上。最終的に、2位タイに入った渋野が、その差を約750万円差までに迫ったが、鈴木が自身2度目2年ぶりの賞金ランキング1位に輝いた。

 鈴木は、「2人(渋野、申)の追い上げ、本当に怖かった。2017年、1度目のタイトルはすごく緊張したことを覚えています。その時と比較すれば、今年はトップに立ってから追いかけられて、イヤな気持ちが倍増。寝る前までドキドキしていました。シーズンは山あり谷あり。予選落ちでスタートして、3週連続優勝。それから、交通事故です。秋になって左手を故障して日本女子オープンを欠場。いいこと、悪いことがたくさんありましたね」と振り返っている。


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