2020.5.25
JLPGAツアーおよびJLPGAステップ・アップ・ツアーの開催方式変更について
弊協会は、今季のJLPGAツアーおよびJLPGAステップ・アップ・ツアーの開催方式について、下記の通り考えておりますので、お知らせいたします。
もっとも、新型コロナウイルスの感染拡大の状況、社会情勢等を注視しながら、随時検討を重ねてまいりますので、今後さらに開催方式及び出場資格を変更する場合がございます。予めご了承ください。変更が生じましたら、順次お知らせいたします。
1.開催方式の概要
弊協会としては、今季予定されていた試合数の半分を開催できれば、従来通りの規定で2021年度のシード選手、前半戦出場者等を決定したいと考えていました。しかしながら、ご承知の通り、既に2020年度に開催できる大会数(日本女子オープン、TOTOジャパン、JLPGAチャンピオンシップリコーカップを除く)は、半分を下回っている状況です。
この状況を踏まえ、弊協会は、今後のJLPGAツアーおよびJLPGAステップ・アップ・ツアーの開催方式について検討しました。その結果、現状においては、2020年度と2021年度を合わせて一つのシーズンとするのが妥当であると判断しました。詳細は、下記の「JLPGAツアー 2020年‐2021年シーズンの開催方式変更について」および「JLPGAステップ・アップ・ツアー2020年‐2021年シーズンの開催方式変更について」に記載の通りです。
2.開催方式を変更した理由
この度、弊協会は、2020年度と2021年度を合わせて一つのシーズンとする開催方式が妥当であると判断しました。
その理由は、一つのシーズンに開催された試合数がシーズン当初に予定されていた試合数の半分を下回るような場合には、当該シーズンの賞金ランキング及びメルセデス・ランキングが選手の総合的な実力を反映したものにならず、したがって当該賞金ランキング及びメルセデス・ランキングを基に翌年度のシード権を付与することが適切でないことにあります。
選手の総合的な実力を反映した賞金ランキング及びメルセデス・ランキングを作成すべく、2020年度は2021年度を合わせて一つのシーズン(20‐21シーズン)とすべきであると判断しました。
3.変更後の開催方式における出場資格
2020年と2021年を合わせて1つのシーズンとする以上、その出場資格は前のシーズンである2019年の成績に基づいて付与することになります。
他方、2019年の成績に基づいて20‐21シーズンの出場資格を有することとなる選手に対し、開催方式の変更前に出場できるという合理的な期待を有していた試合数(この場合、日本女子オープン、TOTOジャパン、JLPGAチャンピオンシップリコーカップを除く34大会)を大きく超える数の出場資格を付与することは、他の選手との関係で不公平です。そのため、20‐21シーズンの開催試合数が34大会を超えた後に、リシャッフルしてその後の出場資格を決めることにしました。
すなわち、「JLPGAツアー 2020年‐2021年シーズンの開催方式変更について」の図にありますように、20-21シーズンの開催試合数が34大会に満つるまで2019年度の出場資格をそのまま生かします。そして、大会数が34大会を超えた後に、リシャッフルをし、その後は、リシャッフル時点の賞金ランキング順位を採用して、2021年の全ての大会が終了するまで、リシャッフル時点の賞金ランキングに基づき出場資格を付与します。
JLPGAステップ・アップ・ツアー2020年‐2021年シーズンの開催方式変更についてもJLPGAツアーと同様の考え方で変更しております。以下の「JLPGAステップ・アップ・ツアー2020年-2021年シーズンの開催方式変更について」をご覧ください。
【JLPGAツアー 20-21シーズンの開催方式変更について】
【JLPGAステップ・アップ・ツアー 20-21シーズンの開催方式変更について】