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2020.8.26

笹生優花 初Vでさらに『気を引き締めた』

<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>

ニトリレディスゴルフトーナメント 小樽カントリー倶楽部(北海道)

 注目のルーキー、笹生優花がJLPGAツアー屈指の難コース、小樽カントリー倶楽部へ挑む。21日、北海道へ移動。「万全の体調で試合へ臨みたい。気候に慣れるため、21日に入りました。涼しいと思っていたけど、意外に蒸し暑い。きのう、きょうと2日連続で18ホールをラウンドし、開幕へ備えた」と、万全の準備を行った。

 デビュー2戦目のNEC軽井沢72ゴルフトーナメントで、ツアー初優勝を飾った。それも、「タイガー・ウッズみたい」と選手が異口同音に語ったほどの、圧勝劇。しかし、喜びもつかの間、「振り返るのは、今年のシーズンが終わってから」と、堂々としたものだ。浮ついた気持ちなど全くない。こんなスタイルも好感がもてる。「優勝したからこそ、いろいろなことに気をつけなければいけない。気を引き締めていきたい」と話した。

 今大会のポイントは、軽井沢で披露した圧巻の1Wだという。「一番大事なショットは、ティーショットです。1Wを狙い通りに打てるかでしょう。でも、うまく打っても、次のショットだって気が抜けない。小樽では、13本すべてのクラブを駆使します」。脳とクラブをフル回転させる。

 2019年JLPGAツアーで、難度が最も高かったパー4の16番。この日は、第1打が見事、フェアウエイをとらえ、残り170ヤードの第2打は5Iを使用した。「楽しんでプレーをします。18年、アマチュアの時に出場し、予選落ち。まず、予選通過を目標にします。プレッシャー? 優勝した後でも、しなくても一緒で緊張する。特にスタートホールは毎日、緊張します」。プレッシャーを味わえることもプロの特権だ。 

(メディア管理部・中山 亜子)

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