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2020.9.19

笹生優花 ドラコン女王へ輝く

<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>

デサントレディース東海クラシック 新南愛知カントリークラブ 美浜コース(愛知県)第2日

 年に1度のドライビング女王コンテスト。初出場、初優勝を飾ったのは笹生優花だった。やはり、黄金のルーキーは存在感が違う。「スイングはいつもの通りでした。でも、出玉が光ってよくわからない。風がアゲンストだったけど、よく飛んでくれたと思います」とうれしそう。270ヤードで圧巻の1打である。

 飛ばし屋の異名はすでに全国区。しかし、当初は出場することへ二の足を踏んでいたそうだ。「恥ずかしかったから、あまり出たくはなかったです。でも、第1日のホールアウト後、上田桃子さんなどから、出場したほうがいい-とすすめられて…。きょうは予選を通過できたし、エントリーすることにしました」という。

 飛距離アップの秘訣は、「クラブを振り切ること。振り切れば飛びます」と力説。というのも、自身の経験からの言葉だ。「ゴルフを始めた時は、75ヤード。フィリピンでは女子のゴルファーが少ない。私は主に男子プロと練習をしていた。というわけで、皆さんがすごく飛距離が出る。いつの間にか、私も飛ばしたい。そう思うようになって、父から飛距離アップのためのトレーニングなどを教わりながら練習したわけです」と話した。

 これまでの最大飛距離は、フジサンケイレディスクラシックの11番だったとか。「300ヤードを超えたと思います。下りだったし、風があったからズルして」と、照れ笑いのおまけつきだ。とはいえ、ドラコン女王のタイトル獲得に喜んでばかりはいない。「パッティングが思うようにストロークできなかった。まぁ、それもゴルフです。しっかり反省をして、あすはもっと頑張る」。

 こん身のひと振りが、最終日の猛チャージを呼び寄せるか-。

(メディア管理部・宮崎 善秀)

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