2020.11.14
ボギーフリーは吉兆 古江彩佳が65で首位
<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>
JLPGAツアー2020-21年第12戦『第36回伊藤園レディスゴルフトーナメント』(賞金総額1億円、優勝賞金1,800万円)大会第2日が11月14日、千葉県長南町・グレートアイランド倶楽部(6,741Yards/Par 72)で行われた。大激戦のこの日は古江彩佳、吉本ひかるが通算10アンダーへスコアを伸ばし首位タイ。2打差の8アンダー、3位タイでイボミ、ユンチェヨン、キムハヌルが最終日の逆転を狙う。ディフェンディングチャンピオンの鈴木愛は通算4アンダー、20位タイ。15日、22歳の誕生日を迎える渋野日向子は42位タイで予選を通過した。
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第1日からボギーフリー。首位に立った古江彩佳に吉兆が訪れた。プロ、アマを通し過去2勝のJLPGAツアー・富士通レディース、デサント東海クラシックがこのパターンにあたる。「最終日も楽しんでプレーができればいい。(たくさん叩いても)笑います」とジョークをまじえながら、あすへの心境を語った。2度あることは、3度あるものだ。これまた、若さの特権か。
それにしても、楽しそうにプレーをしている。ピンチでもひるまない。15番の第3打はグリーンをオーバーしてしまう。「お騒がせしました」と苦笑しながら、状況を説明した。「ちょっと力が入り、グリーンをオーバーした。第4打はピンまでは64ヤード。とても難しいアプローチでした。でも、イメージ通りです。うまくピンへ寄って、パーをセーブできた」という。前半は2バーディーを奪ったが、もっとチャンスはあった。
「(昨日は)2オン2パットのパーをずっと続け、とにかく我慢。4-5メートルのチャンスが全く入らない。ひとつぐらいは…。今日も運がないのかなぁと思っていた」とか。それが、後半は一転した。折り返しの10番から4連続バーディーを奪う。4メートル→3メートル→4メートル→80センチとショット、パッティングがさえわたる。
さらに、18番がすごい。残り165ヤード、7Iの第2打は8メートルに。これも決めた。笑顔が弾ける。この日は同組のアマチュア、北海道出身の政田夢乃との会話がユニークだった。「スカート丈の話題です。北海道は寒いから、以前から気になっていた。しかし、丈が長いわけではないらしい。同じぐらいでした」。これもまた、楽しむということだろう。あすは優勝争い。ストレスフリーとはいかないだろうが、縁起の良いボギーフリーはVへの近道だ。
(メディア管理部・中山 亜子)
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