2020.11.25
深紅の女王・ペソンウ 連覇へ自信
<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>
JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ 宮崎カントリークラブ(宮崎県)
大会のシンボルカラーは赤。会場は赤が際立ち、選手も闘志をたぎらせる。「赤は、私の勝負カラーです。バーディーの色。そしてプレーに大切な情熱の色です。もちろん、大好きです」と、ディフェンディングチャンピオンのペソンウは話した。今季は未勝利ながら、安定感は抜群である。
「今年のグリーンは硬くて、速い。技術面でかなり工夫をしていかなければなりません。おそらく、優勝スコアは1けたになるのではないでしょうか。6、7アンダーで優勝が可能になると思っています」と、背筋を伸ばしながら解説。具体的に工夫することを、「距離感」と話した。ちなみに、韓国ツアーでは高麗グリーンを経験したことがない。「傾斜の読み方が難しい。頭の中がとても忙しくなります」と漏らしている。
JLPGAツアー2年目の20年は、自身にとって試練の年。「新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、去年はサポートしてもらった両親が来日できなかった。すべてのことを1人で行い、管理する。たやすいことではなかったです。にもかかわらず、スポンサー、スタッフの皆さんがたくさんのサポートをしてくださいました。今回は、そんな感謝の気持ちを込めながら試合へ臨みたい」と、ちょっと違った決意表明だった。
さらに、「今年は皆さんにとっても、大変な1年だったと思います。私も、よく1人で頑張った、と自分をほめたいと思います。だから、この試合でベストをつくす。いい結果を残します」と締めくくる。今大会の後は、全米女子オープンへ。まさに、2020年の挑戦である。
(メディア管理部・鈴木 孝之)
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