2020.11.29
渋野日向子 ポジティブシンキングの3位
<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>
JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ 宮崎カントリークラブ(宮崎県)最終日
2週連続でトップ5。渋野日向子が着実に上昇カーブを描いている。「今季最高の順位(3位タイ)で終わることができた。出だしの3パットから考えたら、良かったかなぁと思います」。これが自身で記した20年の1文字『粘』だろう。不振にあえいだシーズンから得たものはたくさんあった。優勝こそ飾っていないが、掲載したスタッツから解析すればパーオン率、パーセーブ率、フェアウエイキープ率などが良くなっている。
懸命に努力した足跡が数字に表れた。転機は「伊藤園レディスゴルフトーナメントの予選通過だった」と話す。「考え方をちょっとずつ変えた。気持ちの持ちようで、1、2打は変わる。そんな考え方を実感できるようになった。たとえ調子が悪い時でも、ポジティブに行きたい」といい、「2019年よりも価値がある1年だった」と笑顔で言ってのけた。
そして、来月10-13日、大一番も控える。全米女子オープンだ。「今年の全英、全米プロの時より、かなりプラスな気持ちで臨める」。控えめに真剣な口調で、決意を語った。
(メディア管理部・鈴木 孝之)
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