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2021.3.28

痛恨の18番 河本結『悔しい』

<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>

アクサレディスゴルフトーナメント in MIYAZAKI 2021 UMKカントリークラブ(宮崎県)最終日

 勝負に絶対はなかった。第2日、大会コースレコードをマークするなど、連覇へ向けて臨んだ河本結は、1打差の2位。「情けない。格好悪い。悔しい」と、心情を言い表した。

 1バーディー、2ボギーの73は、前日とは別人のようだ。悔やまれるのは、やはり18番だろう。ピンまで残り230ヤードの第2打で痛恨のミスショット。「ちょっと、ボールが沈んでいた。まさか、ダフってしまうとは…。打つ前は、バーディーはもちろん、イーグルを狙う。そんな気持ちでいた。でも、後半は疲れが出て、下半身がブレ、うまく調整をすることができなかったです。自分が情けない」と振り返る。

 しかし、最後までベストをつくす気持ちは変わりがない。「第3打、あのポジションからピンへ寄せることは厳しかったと思う」。結局、パーに終わり、プレーオフへ持ち込むことも霧散する。

 それでも、自身が目指しているスタイルが変化したわけではない。「きのうと同じようにプレーをした。ショットが思ったところへいかない。それが敗因でしょう」と、分析し、「マネジメントは間違っていません。優勝はもちろんだけど、きょうは一昨年のスコアを更新しようとスタートした。プレーには集中していたと思う。次週はアメリカでメジャーです。また、精いっぱいプレーをする」。

 楽な勝負などない。1ストロークをずっしりと重く感じた、最終日だった。

(メディア管理部・宮崎 善秀)

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