後半の猛チャージ　原英莉花、覚悟が決まった

＜Photo：Atsushi Tomura/Getty Images＞

アクサレディスゴルフトーナメント in MIYAZAKI 2021　UMKカントリークラブ（宮崎県）最終日

　3位タイの原英莉花。一進一退だった前半と一変したのは、後半に入ってから。「気合を入れていました。前半は、雨にやられたという感じで、空回りです。でも、パッティングはいい。ハーフターンをして、残りの9ホールはすべてバーディーをとるつもりでプレーした」という。

　サンデーバックナインは4バーディー、ノーボギー。「課題は結構あるけど、ショットの感触が良かった。きょう、使ったクラブでアメリカでも戦うという覚悟。クラブのクセがわかったことも収穫です」と前向きだった。昨年末、全米女子オープンでは152位と予想外の乱調で予選落ち。29日、渡米してANAインスピレーションへ出場する。

　「全米女子オープンの反省を次へ生かすことができなかったら、何もならない。1Wのフェアウエイキープを第一に考えて、予選を通過。4日間、戦いたいです」と意気込みを語る。その上で、「楽しみにしている。不安をもっていくのはイヤですからね」。もう、迷いはない。

(メディア管理部・中山　亜子)