2021.4.10
午前2時50分起床 ペソンウが首位浮上
<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>
富士フイルム・スタジオアリス女子オープン 花屋敷ゴルフ倶楽部 よかわコース(兵庫県)第2日
シルバー&コレクター返上へ、ペソンウが来た。1日で27ホールを消化。ホールアウトして、公式会見へ臨むと、「疲れました。けさ、午前2時50分に起きたせいか、ちょっと、寝ぼけている…。そんな感じがする」と大きなため息をついた。
1Rの残りホールを消化時には、「予選通過することだけで頭がいっぱいだった」という。23位タイから、2Rへ。インスタートで前半、2バーディー、ノーボギーと徐々にエンジンがかかってくる。一気に調子の波に乗ったのは、2番。2.5メートルのバーディーを決めると、3番で6メートルをねじ込んだ。
そして、この日のハイライトといえるのは、4番だった。グリーン手前から16ヤードをチップイン。勢いは止まらない。5番も4メートルのバーディー。4連続はお見事のひとことだった。
とはいえ、思わぬ落とし穴が。最終9番では下り80センチのパーパットを外し、「ノーボギーで、ホールアウトできなかったことが残念でした」と気を引き締める。昨年から決して調子が悪くはない。トップ3が6回。あとひと息、優勝へ届かない。「マッチプレーの36ホールは経験がある。でも、ストロークプレーで27ホールは最長でした」といい、「チャンスは来た時につかむもの。最終日はマネジメントをしっかり行い、積極的にいきます」と、目を輝かせた。
早起きは三文の徳。とんでもない。優勝賞金は1,800万円。この日の長丁場を耐え抜いた経験はあす早速、生かされる。
(メディア管理部・鈴木 孝之)
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