小祝さくら　節目の100試合「目標は優勝」

パナソニックオープンレディースゴルフトーナメント 浜野ゴルフクラブ（千葉県）

　小祝さくらが今大会、連続出場100試合の節目を迎える。前4試合でトップ5フィニッシュと好調だ。「今回が100 試合目。でも、100 試合目だからではなく、いつも通りにプレーできればいい」と、まったく力みがないところが、好調持続の要因だ。

　「1 試合、1 試合があっという間に終わる。成績に関しては、あまり深く考えている時間がない。考えたこともありません。ただ、シーズン前に想像していたよりは良いかなという程度」。前週、フジサンケイレディスクラシック最終日に、大会のベストスコア「64」をマークした。「最終日は調子が良かったというよりは、ついていた」と振り返った後、「パー3では、傾斜になっているラフで右に跳ね返って、それが2メートルにつけてバーディー。ラッキーなゴルフです」。さらに、「最終ホールはチップインバーディー」と思い出し笑いを浮かべている。

　今回は、課題の1Wも「ちょっと良かった」と期待を持たせた。それだけに、「目標は優勝です」と珍しくきっぱりと言ってのけている。運と実力がかみ合えば、今大会も上位争いは間違いなし。さくらの季節はゴールデンウイークでも変わらない。黄金週間は、黄金世代の出番である。

(メディア管理部・鈴木　孝之)