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2021.5.1

飛躍の5月 古江彩佳『賢いプレーを』

<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>

 JLPGA ツアー2020-21シーズン第23戦『パナソニックオープンレディースゴルフトーナメント』(賞金総額8,000万円、優勝賞金1,440万円)大会第2日が5月1日、千葉県市原市・浜野ゴルフクラブ(6,638ヤード/パー72)で行われた。首位は通算8アンダーの古江彩佳。通算6アンダー、2位タイで西村優菜、上田桃子、原英莉花、大里桃子が続く。2週連続優勝を狙う稲見萌寧が通算5アンダー、6位タイへ浮上した。さらに、連続100試合出場の小祝さくらは通算4アンダー、11位タイ。(天候:曇り 気温:20.4℃ 風速:5.4m/s)

 5月の声を聞いて、古江彩佳が上昇。通算8アンダー、首位で最終日を迎える。「私を信じて、賢くプレーをしたい」。こんなテーマを掲げたのは、本調子を取り戻した証だ。バロメーターとなるのは、ボギーを叩かない。この日は、「風がとても強かった。ノーボギーだったし、とてもうれしい。ホールアウトして感じたのは、集中していたこと」。

 振り返れば、地震があり、雷雲接近でプレーが中断する長い1日だった。「気持ちをうまく切り替えることができた。中断でクラブハウスへ戻った時は、きっちりのオフの状態。そして、中断後もしっかりとバーディーをとれたことがいい」と話した。

 プレー再開後の15番、残り158ヤードの第2打を8Iで8メートルに。集中力の賜物で、ロングパットを鮮やかに決めた。前3試合、8位タイ→2位タイ→3位タイ。それだけに、そろそろの予感が漂うのは当然だろう。「最終日は強風の予報です。クラブの選択など、細心の注意をはらいます」と慎重だ。

 一方で、アマチュア時を含めJLPGAツアー通算4勝をあげているが、その内の2勝は千葉県で開催されている。「千葉と相性が良いのは、ディズニーランドがあるからでしょう」と言葉が弾んだ。

(メディア管理部・鈴木 孝之)

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