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2021.5.9

大里桃子 連続2位に『私が大会を面白くした』

<Photo:Atsushi Tomura/Getty images>

ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ 茨城ゴルフ倶楽部 東コース(茨城県)最終日

 勝者は1人だ。敗れた大里桃子は、「私が大会を面白くした」と話した。確かにその通りである。完全復調をアピールするようなプレーを随所で披露。何しろ、この日は男子のメジャー級のセッティングだった。グリーンのスティンプが14フィート、コンパクション24.5とウルトラ難度のセッティング。「パッティングでピンチをしのいだところが、たくさん。本当に自信がついた」と、タメ息をつきながら振り返る。

 最終日、1度は首位に並んだ。勝負の流れを逃した要因は、やはり15番。「第1打がバンカーへ。ライも悪い。アイアンでレイアップして、残り135ヤードを9Iで抑え気味に打った。ショートして、アプローチが寄らず、入らず-でした」という。そして、「フェアウェイに打っていたら違う展開になっていたのかなぁ。もっと、相手にプレッシャーがかけられたかもしれない」と加えた。

 21年序盤は、5戦中4戦で予選落ち。「1カ月前まで、これほど優勝争いができる感じは全くなかった。本当に、予選通過ができればいいという内容ばかりです。負けたことは悔しいけど、優勝争いに加わり、自信が出てきた。段階を踏みながらですね」と、手応えを再確認した2週連続の2位である。次週も注目の存在だ。

                                                               (メディア管理部・鈴木 孝之)

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