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2021.5.14

小祝さくら 31パットに猛省

<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>

ほけんの窓口レディース 福岡カンツリー倶楽部 和白コース(福岡県)第1日

 パット・イズ・マネーは勝負の鉄則だ。小祝さくらは首位から3打差の7位タイと、まずまずのスタートを切ったが31パットの内容に反省の言葉を繰り返した。

 「下手なのでしょうね」と元気がなかった。なぜなら、「バーディーチャンスが本当に多かった。しかし、入らない。6-9番の4ホール、すべて入ったと思ったら、あと一筋が足りなかった」と首を何度もひねっている。

 さらに、15番は12メートルを3パットのボギー。「それほど難しいラインではなかった。でも、ショートしてしまいました。おかげで16番は、15番でショートしたイメージがあり、思いきり打ったら逆にオーバーです。きょうは、ショートパットが多かった。距離感を合わせられるようにしておかないと大変なことになる」と話した。

 シーズンではメルセデス・ランキング、獲得賞金レースでも1位を堅持する。それだけに、成績にかかわらずワンプレーを見直すことが必要だ。ましてや、前週のワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ第1日には、信じられないようなプレーまで。17番の5パットである。「7メートルを行ったり来たり…。まっすぐストロークしたらいいか、まったくわからなくなった。いろいろ考え、手だけでストロークしたことに気がついた。肩とおなかを動かして打つことを意識したら、まっすぐ打てるようになった」という。

 「やってしまったことは仕方がない。5パットは小学生以来。それから、2週前の最終日は12番で9を叩いた。これだって、ジュニアの時にあった程度。2週連続でそういうことが起こった。私は本当にプロなのかな。アマチュアみたい-と思った」と自身を戒めた。弘法も筆の誤りがある。ゴルフにミスはつきものだが、最小限にとどめることがトッププロ。好調期間が長いのはそういうことの繰り返しだ。この日の31パット、だから見過ごすわけにはいかなかった。

(メディア管理部・中山 亜子)

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