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2021.5.28

山路晶がエースを2発 1090年に1度の奇跡も…

<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>

リゾートトラスト レディス セントクリークゴルフクラブ(愛知県)第2日

 山路晶がJLPGAツアー史上初の快挙を達成。男女のツアーを通じ、日本初の1ラウンドで2度のホールインワンという離れ業だ。3番は150ヤードを9Iで会心のショット。続いて175ヤードの7番が7Iでミラクルを演出する。

 「最初のホールインワンは、本当にうれしかった。でも、2度目はまさか-という感じで少し怖いぐらい」と振り返った。もし、これが最終日だったら、すべてのパー3ホールに特別賞の800万円がかかっていただけに、ふた振りで1600万円…。ただ、第2日達成は10万円に加え、7番が1日2度のエースということで100万円の特別賞を設定して、計110万円がリゾートトラスト(株)より贈られた。

 夢のような、同一ラウンドで2度のホールインワン。参考までに1990年以降、前週まで467回のホールインワンが記録されている。そして、90年以降の総ラウンド数が29万4,903ラウンド。ホールインワン確率は、631ラウンドに1回だ。そのデータから算出した2度のホールインワン確率は、631×631=39万8,161ラウンドに1回となる。たとえ、毎日ラウンドしても、単純計算で398,161/365=1090年に1回。気が遠くなりそうな確率だった。

 ちなみに、幸運の総量は決まっているといわれるが、山路は通算4オーバーで予選落ち。「15番で3回目はないだろう、とは思いながらピンを狙った。予選落ちは本当に残念。1Wが不調でした」と複雑な表情である。記録にも記憶にも残りながら、まさかの結末。これが勝負の厳しさだろう。

(メディア管理部・中山 亜子)

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