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2021.7.22

鈴木愛『前半は100点』

<Photo:Yoshimasa Nakano/Getty Images>

大東建託・いい部屋ネットレディス 滝のカントリークラブ(北海道)第1日

 データは語っている。今大会、鈴木愛は優勝候補のひとり、ということを-。20-21シーズン、第1日を60台でスタートした8試合中6試合、75パーセントがトップ10フィニッシュだ。この日は68をマークして、5位タイの好発進だった。「遅いスタートの割に、良いスコアでプレーできた。本当に良かったです」と、気分は上々だ。

 2番でボギーは叩いたものの、前半のプレーはそれにしてもすごかった。5バーディーを奪い、9番は16メートルのロングパットを涼しい顔でカップインさせている。それだけに、「前半は100点」と自然に笑みがこぼれた。

 ただし、チャンスの後にはピンチが来るものだ。開幕前から、「難しい」と警戒するインコースでは一転、忍耐の連続。なかなかバーディーパットが決まらない。「13番で第1打を右へ曲げたら、それ以降は精度がいまひとつ。それでも、許容範囲でしたけどね」と説明した。

 迎えたパー3の17番。22ヤードをチップインに成功し後半、初のバーディー奪取を決めた。ところが、「ナイスバーディー後の最終ホール。3パットはダメです。第2打がPWで打っていてボギーを叩いては…」と、苦笑しながら反省したが、「あすはインからのスタート。リベンジですよ」と反攻を誓っている。ちなみに「後半は30点」の評価だが、残りの3日間で手の内に入れればいい。

(メディア管理部・鈴木 孝之)


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