2025.6.2
「Hello,Golf!社会科見学プログラム」at ブリヂストンレディスオープン
2021.9.9
<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>
日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯 静ヒルズカントリークラブ(茨城県)第1日
期するところがある。9月は誕生月。濱田茉優は7日、26歳を迎えた。「選手権になると、気持ちが入る。私にとって、他の公式競技よりもプロ日本一ということにひかれます。一番大きな大会だと思う。でも、気負いすぎてはダメ。はやる気持ちを抑え、普段通りのプレーを心がけています」。
7バーディー、3ボギー、4アンダーだった。最終18番。3メートルのバーディーパットを沈めて、ホッとした表情を浮かべる。また、際立っていたのはセオリー通り、4つのパー5でいかにバーディーをとり、スコアを上積みできるか-。その4ホール、すべてバーディー奪取はお見事のひとことだろう。
「バーディーに限らず、パーセーブでも、パッティングに助けられた。ショットはそれほどいいという感じはない。とにかく、パッティングです。ボギーが少なければ、流れが悪くならない」と強調した。まだ、初優勝へ手が届かないものの、今年は好調期間が本当に長い。賞金ランキング33位と健闘中。そろそろ、初Vの気配が漂う。
きっかけはサントリーレディスだった。パターを変更してからまさに、一変だ。「34インチから、35インチにして、グリップを重量のあるものにしました。以前は、調子が悪いと、パッティングで前傾姿勢になる。1インチ長くしたら、大きく構えることができて、ストロークがスムーズです」と、うれしそうに語った。
今大会、昨年は気負いが原因で予選落ちを喫している。それだけに、「いつも通りのプレーを最終日まで」と、胸に刻んで開幕へ備えた。9番=8メートル、15番=10メートルのバーディーシーンは、平常心の賜物。26歳の決意はゆるがない。
(メディア管理部・宮崎 善秀)